明日、宮城公演で大千穐楽を迎えられる。
ちゃんとタイトルをつけて感想をまとめる。
10月 シアタードラマシティ
今の自分の壊れ様をつくづく実感して、自分が嫌になりすぎた半年間だった。
先に書いた感想↓
感想追記
ラストシーンの「お疲れ様」。
二人が別れ際に交わしたいつもの挨拶。
ロバートが空の客席、劇場に向かって言った一言。
普段誰でもよく使う一言に、若い俳優ジョン(中村倫也さん)とベテラン俳優ロバート(堤真一さん)それぞれの経験と心に抱えた葛藤、この場面までの約95分で培った二人の友情と劇場、演劇への愛情全てが込められていて息を呑んだ。
階段を降りていくジョンの横顔は老いていくロバートへ思う複雑な気持ちを醸し出し、ロバートは空になった劇場内の空間の広さと俳優人生の深さを背中で表していて、このラストシーンこそ劇場で演劇を観る一期一会の感動で、かけがえのない瞬間だった。静かな余韻でお二人の立ち姿を目に焼き付けてしまいたいぐらい、生きていると気付かず見過ごしてしまう美しい瞬間だった。
自分自身の思考が嫌すぎる。行かないと決めたのに、ストレスいっぱいな毎日の中でこだわりにしがみつき、スキマ時間を作れるタイミングがあっても目を瞑り何もかも諦めてしまうと結局自分で首を締めていると思って、ダメ元でギリギリに動いてみたら奇跡的に観に行けた。
ただの一般人が匿名で無茶苦茶言いたい放題キレたくせになんやねん、と自分にツッコむ。
頭の凝り固まり具合がつくづく嫌になった。
ただ楽しい時間を過ごしたいだけなのに。
色々湧き上がるモヤモヤを考える時間と言葉に出す労力を、舞台の上や映像内で表される人の心の揺れ動きを観てどう思ったかだけに使おう。
裏話と楽屋話はロバートとジョンの会話と安全ピンのルート探索だけで大満足。他の情報は入れなくていい。
人生に意味は無い。面白く生きるには周りの人たちの言動を自分で面白く受け止めて返していくに尽きる。そうできるようになるのがとても難しい。