こちらはFediverse Advent Calendar 2025の2日目の記事です。
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はい。
また性懲りもなく猫の生活を預かりました。去年これだけ落ち込んでたのにね→ https://sizu.me/makihara/posts/8d8swmr9xhde
先代の猫を看取ったあと、生活が軽くなり、やることが減り、毎日が楽になって、ちょっとさみしくなった。もう猫はいいかなという納得と、またいつか猫と暮らせたらいいなという未練との間で揺れるうちに、今のうちかなと引っ越して、3ヶ月ほどして生活を整えたら、また猫がいてもいいかなと気が変わった。
住んでいる町に保護猫団体が来て譲渡会が開かれていて、見に行って話が進んで、その2週間後には猫が来た。展開が早い。早すぎる。
看取りも引っ越しも、その後の生活がひっくり返ったところから元に戻す過程も、新しく加わった猫に全力で嫌われている様子も、その猫がだんだんと家に慣れていく様子も、すべてリアルタイムでFediverseに流し続けていた。知っている人にも知らない人にも見てもらい、リアクションや空リプでかまってもらったりした。それがとても励みになり、今も猫との生活をのんびり流している。
ついこの間、あるマンガの感想がXに流れてきて「10年前のTwitterみたい」と書かれていた。その10年前のTwitterは、今はFediverseにある。世界のどこかにいる遠いかもしれない人と、SNSを介してご近所さんのように過ごす場所が、今後も静かにゆるやかに、たまに途切れたり休んだりしながら、細く長く続いていけばいいと思う。猫との生活のように。