行ってきました\\\\ꐕ ꐕ ꐕ////

トークショーのレポートは𝕏やbskyなどで、既に投稿されている方々がたくさんいらっしゃるので(丁寧にまとめられている方々が多くてスゴイし、ありがたい…!)、そちらにおまかせしつつ、わたくしは「参加することができて良かった…」だとか「真船先生、すてきなひとだな…」だとか「K2という作品に出会えてよかったな」、「刈矢俊一郎……」など、ぽやぽやしている感情を反射で綴っていこうと思います。なお、先生の言葉たちは、わたくしの感情がズンダラベッチャラになり、脳のメモリもパンクした状態で記憶したものです。あくまで、一読者が受け取った個人的な要約であることをご了承ください。脱線、誤字、脱字は特技です。

そもそも『K2』という作品の出会いは、コミックデイズでの最初の無料公開時に読んだのがキッカケで、そこから「ウワーッ」と最新話まで課金をしたくらいに見事どハマりし、連載、そして過去シリーズ作品を追い始めた身です。同じようなかたも多いと思う。コミックデイズ自体は2019年から『もっとプレミアム会員』だったのですが、その間に出会えていなかったのが何とも不思議だ…(そもそもアフタヌーン、EKiss、なかよしなどの漫画雑誌ばかり読んでいたというのもあるが…)。
今回、実際に真船先生のサイン会とトークショーのチケットをご用意されて、「なにもしていないのに…こんなに恵まれていいのか…」と譲介くん状態で、時期でいえば最近の読者だし、それに加えて陰の民というのもあり、しずかにコッソリと楽しませていただこうと思ったのですが、この2週間…いろいろあったことだったり、あまりにも真船先生や歴代編集者さんたちのお話や、積み重なれた信頼関係や絆のようなものが素晴らしくて、ちゃんと声に出そうと𝕏にもポツポツと感想を呟いた次第です。

トークショー、たくさんの方も呟いていましたが、クスッとしてしまうお話から、ピリッとしたお話など、本当に充実したものばかりでした。何より『いま』『このとき』に、真船先生と歴代編集者さんたちのお話をたくさん聞くことができて良かったです。今回のイベントはきっと色々……色々、あったと思う。全ては憶測でしかないけれど、それでもこのタイミングで出版社主催で、歴代編集者と漫画家がトークショーするってなかなかの緊張もあっただろうな、だとか…。
わたくしは芦原先生の作品も大好きな身なので、どうしても触れてしまうのですが、トークショーの最後に真船先生から芦原先生についての、丁寧で、とてもやさしい言葉たちには本当に胸が締め付けられましたし、この2週間…ずっと我慢してきたものが崩壊したかのようにブワーーッと涙してしまいました。今回のイベントは100という枠(倍率15倍だったそう)で、しかも、まさかの最前列の席でした。「いろいろと恐れ多い…!」と慄いていたのですが、先生や編集者さんたちの…言葉にすることができない表情までもハッキリ見えて、本当に作品を作り上げることが好きな方々なんだなと。信頼関係や絆のようなものだったり、それらをヒシヒシと直接感じることができて……表現の仕方が難しいのですが、安堵と言いますか、心底「良かったな…」と噛み締めてしまいました。いろいろと救われました…。

そんなこんなで感情がぐちゃぐちゃになり、そのままサイン会のフェーズに。もし少しでも直接お話しできるならば何を伝えようか、ここ数日ずっと悩んでいました。『最近、個人的にこの世で1番怖い歯医者に通う勇気が出たこと』、いやチガウ…。『SNB97持ちなのでクローン病のお話にオワーッとなったこと』、これもチガウ……あーだこーだ。
ギリギリまで悩み抜いた結果、『刈矢先生が好き』で『46巻にも掲載された刈矢先生のお話に感動したこと』をなんとか伝えることができました。うれしい!𝕏でも呟きましたが、先生から『ずっと描きたかったけれど、15年という時間が必要だった』という旨(⚠︎冒頭の通り要約です!⚠︎)を伝えられ、壇上でめっちゃ怯みましたし、脳内では頭を抱え、「ア゚ッ……サ、更ニ、15年トイウ…感情ノ重ミガ…マシ、マシタ……」とショビショビになりました。パーテーションがあって良かった。お手紙も書いて持っていったけれど、とにかく『ここが好き!感動した!』ということを直接伝えることが出来て心底うれしかったです。……15年…。15年か………。

15年間抱えた感情の重みの中、刈矢先生たちが一歩踏み出す瞬間を見ることができて、すごく感動したこと。最近の神代先生が『師』として厳しさもありつつ、諭すように優しく導いている姿がめちゃくちゃカッコイイこと。真船先生が描かれる『ご飯』の描写も大好きで、キャラたちの何気ない日常を感じられてホッコリした気持ちになれること…などなど、お手紙にもそんな感想を綴ったけれど、ヒリつくような緻密なオペ描写はもちろんのこと、さまざまなドラマや人間関係、ふとした日常と非日常のギャップだとか、本当に面白くて素敵な作品だなと改めて思いました。読むたびに励まされるし、元気がもらえます。
そして改めて、トークショーとサイン会という貴重な機会で、先生と編集者さんのいろんな思いに触れることができて良かったです。参加者さんのわくわくした空気感もとても幸せな気持ちになれました。本当に心が折れかけていた昨今だったので、わたくしにとって凄く『よいおくすり』で『宝物』のような時間と空間でした。
……なんだかめちゃくちゃな文章になってしまったな。ほんの少しでも、そんな現地の優しい空気感の共有が誰かにできていたら幸い……。やー…でも、本当に良かった。ただそれだけです。好きなものを『好きだ』と伝えられることに感謝しつつ、明日からまた頑張っていきたい気持ち…です!٩(¨ )ว)))
…15年か…………………。