
自分の本の読み方は、以前 Heptabaseを使いはじめた で参照した hisaichi5518さんの「本の読み方」のやり方に大きく影響を受けている。
世の中のツールが進化していくのに合わせて(?)ちょっとずつアップデートをしているので、メモ的に書く。
なるべくkindleで本を買う
朝 or 夜、まとまった時間を15-30分作る。その時間でMacのkindleアプリで本を読む。フォントサイズを下げて1画面あたりの文字量を増やす。可能なら外部ディスプレイに繋いで大画面で読む。
読みながら、目に止まった箇所・気になった箇所・参照したい箇所をハイライトする。色はなんでもいい。メモはそんなにしない
Webでkindleの「メモとハイライト」にアクセスし、ChromeのExtensionでGlaspを使ってkindleのハイライトをコピーする(❶)
Google の NotebookLM にテキストを貼り付け、要約とキーワードと疑問点のQAをしてもらう。その内容をまとめる(❷)
Heptabaseのカードに読んだ本の❶と❷を貼り付けてストックする。Heptabase上で、さらにカードを切ったり、他のカードと関連づける
ブクログに読んだ本を登録する。評価(⭐︎5段階)はするけど感想は書かない。
面白かったものはXでつぶやいたり、しずかなインターネットに感想を書いたり、何かしら人に勧める
こんな感じ。正直、6はサッとコピペしてるだけだったりする。kindle版がなかったり借りていたりで、紙で読む必要がある本はGoogle Keepにメモをとって、6以降だけしている。
この読み方のポイントは以下。
なるべくkindleで本を買うこと
紙の本は都内の狭住居では置き場に困るので持ちたくても持てない側面もある
大画面で一気に読むこと
ページめくりで1-2%進むので進んでる感あるのがよい
興味のない章はサクサク読み飛ばす
後でNotebookLMにインプットさえたい(食わせたい)情報をハイライトしていく
kindle + Glaspが優秀なので、ハイライトだけしておけばいい
取り出したい情報はNotebookLM側でなんとかできるので、範囲や長さを気にせずにハイライトしている。良さげな事例とか
Heptabaseに貼り付けるので、一度流し読めば読み返すこともほとんどない
あたり。もはや本を読んでいる感覚はあまりない。noteやブログよりも、編集や校正を通った書籍の方が読みやすいなー、くらいの感覚。よりフローな感覚で読める。
大画面で読むのに慣れると、スマホとかkindle Paperwhiteで読むのはスワイプやタップが面倒だなーと思ってしまう。大画面は正義。散歩しながら耳で聴くのも好きなので、いずれ日本語音声生成までいくと嬉しい。すぐ近い未来でそうなりそう(Speechifyのようなサービスがあることを最近知ったので、この辺はトライしていくかな〜という気持ち)
最近、オフラインの勉強会で雑談していた人に「kindleをPDFにしてNotebookLMに入れて要約してもらって読むかどうかすら判断している」という話を聞いた。自分はロジックを積み上げていく感じの読書体験が好きなのでハマるか怪しいが、情報を一気にインプットする技術はLLM以後に相当進化している。受け取り手側の人間が受け止めきれなくなっているのでは、と思う。
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確定申告の季節でamazonの履歴を見返していたら、去年買った本が55冊あり、そのうち読み終わった(と自分が判断した)本は27冊。半分は読んでないか読み途中だった。
「積読、それは知のインデックス」に大変共感しているので、積みたいだけ積めばいいと思っているのだけど、それにしても、あまりにも積みすぎている。
2025年はWIP制限を設けること、ノールック購入をやめること、買ったら読もうとすることを心がけていきたい。心がけるだけなので、できない気はしている。