合法Apple Vision Pro Tシャツ

MIRO
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いまApple Vision Proを日本国内で扱うために、「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」という制度があることは前回紹介しました。

で、この制度。説明を読んでみると、無線設備が誤って不法無線局として使用されないよう「これは技適取ってない機器だけど特別に使っている」というのを第三者からもわかるようにしておいてね、ということが書かれています。

「たとえば」なので別にこの文言をそのまま常に掲示しろというわけではないですし、誤って該当無線局が不法無線局として使われない、つまり見ている人がわかっていれば充分なのですが、せっかくなのでApple Vision Pro着用中に明示的にこの内容をバババンとどでかく掲示するTシャツをつくることにしました。名付けて合法Apple Vision Pro Tシャツ。

アイデアの元ネタはこちらです

が、自分は黒Tシャツが好みなのでそれにあわせた配色にしたかったのと、せっかくなので特例制度の届出番号も入れたかったので自前プリントしてみることにしました。

キンコーズ新宿南口店では持ち込みの濃い布地に対してセルフで印刷できるサービスがあり、好きなTシャツに自分のデザインでその場で印刷してもらうことができるのです。いいぞ。

まずは適当にデータをつくります。キンコーズでは持ち込むデータはPNGやJPEG(RGB)でとのことだったので、透過PNGでデータをつくりました。下地が濃い布地へ印刷する際は、色をハッキリと出すためにベースに白インクを印刷するのですが、透過している部分は布地そのまま、透過していない部分は白インクが乗ります。なので透過PNGなら白字も実現できるというわけ。

今回はユニクロのエアリズム コットンオーバーサイズTシャツを用意して、これにプリントすることにします。印刷には綿100%が推奨とのことですが、エアリズム(綿53%、ポリエステル 30%、複合繊維 17%)でもなんとかなりました。

プリント自体はセルフとはいえ初めてでも店員さんが教えてくれるので、特に難しいこともなく簡単にすぐできます。混んでるときは待ち時間こそありますが、自分の順番がくればものの10分で完了です。

ババーーン!!できた!!!

繰り返しますが、法律上この文言の掲示を必ずしなければならない、というわけではないので、このTシャツを着ていなくてもいじめないでくださいね😅

@miro
おもしろいものをつくりたい