シェイクスピアの名言にされがち

mmakiyama
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シェイクスピアの名言らしいが出典は定かではない、みたいなやつにこの1ヶ月で2度遭遇した。

ひとつは「人間は感情の生き物」。これは先日の記事で触れたやつ。

もうひとつは「人生は選択の連続である」。これもシェイクスピアどころかハムレットに出てくるらしいといわれているがそんなものはない。誰が言ったんだ。

というか、シェイクスピアってそんなに名言言いそうなのか?(そんなイメージはないが…)

シェイクスピアは、中学生の頃家の本棚に全集が置いてあったので、背伸びしていくつか読んだことがある。以下うろおぼえ感想。

『ロミオとジュリエット』ロミオー!ジュリエットー!の大げさなイメージが先行してたので、思ってたよりすべてがサラッとしててあまりおもしろくなかった。

『アテネのタイモン』めちゃくちゃおもしろかった記憶がある。友達の多い富豪が、財産を失ったあと一気に人が去ってしまい人間不信になる話。オチは忘れた。

『ヴェニスの商人』スカッとする話っぽいけど普通にオチが屁理屈過ぎる。ユダヤ人is強欲、みたいな偏見が植え付けられる。

『タイタス・アンドロニカス』普通に怖かった。手首を切り落として枝を刺すみたいなサイコな演出がある。

『ハムレット』みんなが大好きなオフィーリアが出てくる。みんな死ぬ。To be, or not to beが有名。

『オセロー』恋愛のもつれから事態がカオス化する話。あんまりおもしろくなかった記憶。

『リア王』末娘がずっと優しい話。ディズニー感ある。

『夏の夜の夢』妖精たちのラブコメ。

『じゃじゃ馬ならし』その名の通り。マイ・フェア・レディ感がある。今見たら少し不快そう。

『マクベス』読んだはずなのに1mmも思い出せない。