ついにはじまった台北生活。
地道に続けてきた台湾華語学習の成果はいかに。
上陸1日目に使ったフレーズを簡単に振り返ります。
はじめて中文を使った際の様子は、別の記事にまとめてるのでよろしければそちらをご覧ください。
このはじめての中文会話に続く、私が中文を話した状況について書いていきます。
①手荷物受取にて
あまり得意ではない飛行機。加えてジェットコースター並みの揺れでとにかくひじ掛けを強く強く握りしめ、なんとか数年ぶりの台湾に上陸しました。
頭の中は入国審査がうまくいくのかの不安でいっぱい。(※ちなみに入国審査は心配すぎて、はなから中文ではなく、英語でなんて言えば良いかを調べていました。)
入国審査ではなんと、言語関係なく、何の質問もされることがなかったため、パスポートと入国カードを返却され立ち去る際に、小さく「謝謝…」とつぶやき通過して終わりました。
空港まで家族が迎えに来てくれていたので、足早に手荷物受取に向かいます。
レーンについて、ものの3分程で私のキャリーケースのひとつめが流れてきました。
次のキャリーを待つ間、あまりにも過酷な引越作業のせいで、腰も脚も激激激痛だった私は、ずっと腰をたたきながら立っていたところ、清掃係の女性が、私に何か話しかけてきてくれました。
が、ひとことも聞き取ることができず・・・
ジェスチャー的には、「あなた、腰、痛そうね!!!」という感じでした。
頭の中では『我是日本人。』が浮かんではいましたが、この表現、コミュニケーションとして適切なのか?と疑問を抱いたままの私は、他の言葉が出てこず、女性が話す間ずっとぽかん・・・としてしまっていました。
すると女性がハッとして「〜〜〜聽不懂」的なことを言ったのがわかったので、
蚊の鳴くような声で「我聽不太懂・・・」と返すと、
女性が、手元の紙に何かを書いて渡してくれました。
その3行ほどのメモの中に「中藥」とあったので、「中藥,OK。」と伝えたところ、さらに何かを一生懸命に伝えてくれる女性。
『ただその場にいた腰が痛そうな私に、言葉が伝わらないのに漢方をおすすめしてくれるなんてやさしすぎやろ・・・』と深く感謝しつつも、「OK」、「謝謝」と相槌しか打てない私・・・
一通り、話が一段落したところで(もしくはこれ以上本当に伝わらないと女性が思ったところ)、私のキャリーケースが流れてきたので、「這是我的行李〜」と伝えて取りに行き、一生懸命持ち上げると(23kg・Heavyタグ付き)、「加油!加油!」と声までかけてくれました・・・!
荷物がそろったので、再びお礼を伝えてその場から離れました。
乗客がすっかりはけて、最後は私1人になった受取レーンを後にしながら、話には聞いてたけど、見ず知らずの私の体を心配してくれる親切さに驚きつつ、胸が高まっていたように思います。
あーもっと感謝のバリエーションを増やしておけばよかった。
ある中文学習用動画で、ものすごく感謝を伝えたいときは「謝謝」を重ねて「謝謝謝謝〜」でも大丈夫だよと言ってたのでとにかくたくさん言いました。
台湾人は親切だよとよく見聞きしてたけど、こんなにもいきなり体験するとは思ってもみませんでした。私はろくに中文を話せなかったけど、とても印象的な経験だったのでここに書き記しておこうと思います。
続きは、税関申請でのやり取りについて書き記そうと思います。とりあえずこの話はここまで。
謝謝,拜拜〜👋