2023 年 3 月から妻と一緒にカナダ・バンクーバーへ移住しました。年の瀬なので毎年恒例のふりかえりをしようと思いしたためました。
渡航時のプロフィールは以下のような感じです。
1989 年生まれ 34 歳
IT エンジニア歴約 10 年
ネットワークエンジニア 5 年
ソフトウェアエンジニア 5 年
直近 1 年間は法人を設立して業務委託でソフトウェア開発
渡航直前の英語力：IELTS 4.5
2022 年から 2 年程交際した妻と結婚、交際当初から海外移住を考えていた
2023 年まとめ
最初にまとめを書きます。
Good
最も懸念していたビザ関連・永住権申請までのプランは当初の想定よりも前倒しで進んでいます。住環境にも恵まれ、日本とのリモートワークも順調で、友人も増え、目標だった安定した生活基盤を築くことができました。多くの知人・取引先にお世話になっていて、感謝の気持ちでいっぱいです。
Bad
想定を下回ったのは自身の英語力の成長でした。早々に Job Interview で打ちのめされ、語学学校に通い、複数の英語コーチングを受けましたが、現時点でシニアクラスのソフトウェアエンジニアとして十分な英語力がある状態にはなれませんでした。
2024 年に向けて
上手くいけば来年中に永住権申請ができます。申請だけで通過が年内に完了するかは微妙なところです。運の要素もあるのでなんともな部分もありますが、自分に出来ることは万全を期したいです。
今年は無事に生活基盤を整えることが出来たので、いよいよ本格的に就職活動を進める必要があります。最も問題となるのが英語です。 2023 年はインプット中心でアウトプットが圧倒的に足りていませんでした。英語だけでなく、技術的な成長も必要になると思っています。これらの対策は考えていて、実現するためには時間の使い方が重要になってきます。そのためにはメンタルのコントロールも軽視出来ません。サプリやトレーニング、生活習慣により一掃気をつけていく必要があると思っています。生活基盤が整った今だからできるようになったことも多いので、渡航 2 年目を飛躍の年にすべく努力したいと思っています。
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もう少し細かい内容について
バンクーバーは思っていた以上に暮らしやすく、心情的には東京に住んでいる時とそこまで変わりませんでした。ご飯が美味しく、水も美味しい。自然に囲まれていて、日々のちょっとした風景も息を飲む美しさがあります。そして夏の気候はクーラーを一度も使うことが無く、とても快適でした。
ただ、物価が高いことと、治安や街の清潔さの面では日本には適いませんね。日が短くなると 4 時頃には暗くなり始め、雨が頻繁に降るようになります。メンタルに不調をきたす方も多いので、サプリやジムが健康維持に重要になってきます。食事に関しては、日本食の品質が難点です。ただこれはどの国の移民でも自国の料理の解像度が高過ぎるために陥るようです。逆に中華・コリアン・イタリアン・メキシカン・エスニックなど、世界各国の料理に関しては、日本で食べるものより本格的で美味しいと思えるものも多いです。
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生活をしていて英語力の不足の影響は常にありますが、カナダの人々はとても優しく、つたない英語も理解しようと努めてくれますし、分かりやすく説明してくれます。移民の国なので、非英語ネイティブ話者との会話に皆慣れている様でした。生活する上では IELTS 4.5 程の英語力でも大きく問題になることはありません。
英語が出来なくても日本の顧客から仕事を得ることができ、収入があることは精神的な安心材料でした。一方で、生活で英語に触れることが無く、想定した程英語力も伸びなかったのは課題だと思っています。
空いた時間は英語に優先的に取り組んでいたため、技術的なインプット・アウトプットが例年と比べて全く出せていないのも反省点です。語学関連以外の本で読了できた本はほぼ無く、技術記事の執筆も 0 件でした。時間の使い方を改善したいと思っています。
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カナダは物価が高いので、以前にも増して自炊をするようになりました。調理家電への投資がとても効果的なので色々買って試しています。寒くなると皆外に出ずにホームパーティをするので、お呼ばれして腕を振るうことが多いです。写真はクリスマスに作ったローストビーフとフォカッチャ。
その他
時系列でまとめたものは以下。