救急病棟で一晩を過ごして起きる。スマホの充電器を持っておらずモバイルバッテリーでしのいでいたが、昨晩からの充電で残容量がほぼなくなってしまって心もとない。今日父が来てくれるとのことなのでそれを頼りにする。
午前中にレントゲンを撮ってもらって問題なさそうとのことで一般病棟への転床が決まる。このタイミングで医用テレメーターが外される。荷物をまとめ、車いすに乗せられて一般病棟へ移動する。
午後に父が面会に来てくれた。仕事を休み、朝早くに家を出て新幹線で来てくれたとのことで本当に感謝である。面会制限で病室には入れず、共用スペースで現状など少し話した後、自宅から必要なものを持ってきてもらうために鍵を渡して一旦解散。レントゲンを撮ってきてと言われていたので、その間に撮りに行く。
レントゲンを終えてしばらくすると看護師さんがやってきて、ドレーンに陰圧をかける機械を取り付けますとのこと。胸腔に持続的に弱い陰圧をかけることで、残っている空気が排出されやすくなるようだ。病室にいるときは据え置きの機械につなぎ、出歩くときはポータブルの機械につなぎ変える必要がある。しばらくの間は、機械のブーンという音と陰圧をかけられたドレーンバック内の液体がポコポコ鳴る音を常に聞くことになりそうである。
自宅にものを取りに行ってもらっていた父が戻ってくる。頼んでいたパジャマや下着類、スマホの充電器、ノートPCなど必要なものがそろって一安心。それからしばらく父と近況などのいろいろな話をした。こういうことがあると近くに頼れるパートナーがいたほうが良いよね~というのも言われ、確かに考えるところである。回復したら考えよう。今月末の祖父の七回忌の時には帰省するということと、改めて感謝の気持ちを伝えて別れる。
スマホの電源とノートPCを得たものの病院にはあいにくWi-Fiがない。スマホでテザリングしたいところだが、データ使用量が増えるとコスパが悪いタイプのプランを契約している。Wi-Fiがないことは昨日のうちに分かっていたので色々調べており、データ用のサブ回線として楽天モバイルを契約することに。本人確認書類があれば病室からでもすぐに開通できてすごい。あと20GB超えても定額無制限なのは大変ありがたい。とりあえずつながることを確認して消灯時間になったので就寝する。
< PREV:04/01(月) 受診・処置・入院初日 | NEXT:04/03(水) 入院3日目 >