さつまいもを収穫した。 週末は天気が崩れそうだったのと、朝収穫すれば日中日干しできるので、さっさとやっちまおうと思ったのである。
さて、
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今年はちょっとスペースに余裕がなかったけれど、どんなもんかな。それにしても苗は相変わらず育たないな。元気ではあるのに。やっぱりプランターが小さかったか。
つるを切り、隣にある小さい畑の空いているところにプランターをひっくり返し、土の塊から鉢底ネットを引き剥がして手でわこわこと土を崩し、芋を掘り出す。先日買ってきたレーキで山になった土を均し、そこへまたプランターをひっくり返して芋を取り出し……を、繰り返す。
結果、
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想定通り、数は増えたものの……うーん、程よい大きさのもないわけじゃないけど、やっぱり全体的に小さめだな。
悔しいのは、画像右側の土だらけの芋だ。悪くないサイズのものが二つできていたのだが、どちらも虫に食われまくってボコボコだった。それが植えられていたのは苗の数が少ないプランターだったから、栄養が行き渡り本当にイイ感じの芋ができていたのだろう。本当に悔しい。
ちなみのその虫食い芋のプランターだけ、何らかの幼虫がたくさん出てきた。芋パーティーでもしていたのかもしれない。おまえら、私の適当に育てた芋はうまかったか? そうか何よりだ。いい芋を食べたのだ、力強く生きていくがいい。
収穫した芋は、百均で買った大きなカゴに入れてしばらく天日干しし、その後は通気がよく涼しい玄関の土間で貯蔵、本格的に食べられるのは数ヶ月後の冬になってからになる。今年の芋はどうやって食べようか。確かに小さいけれどさつまいもはさつまいも、いっぱい穫れたからいろいろできる。スイートポテト、マフィン、蒸しパン、味噌汁にきんぴら、シチューに入れるのもいいな。干し芋も作ってみたいけど、さすがに小さくてできないかな。そういえば、穫れた芋ではシンプルな焼き芋をやったことがないな――なんて、今からワクワクする。
それにしても、来年はどうしようか。去年買ったような四本パックの苗が入手できない場合は最低でも十本だから、来年は下手をしたらプランターをあと四つ買い足さないといけなくなる。畑は連作障害でトマトとなすが作れないだろうから、来年はトマトをプランターでやって、畑で芋をやった方がいいか?
深刻でない悩みは尽きない。