今年でデビュー50周年を迎えるアメリカの作家・スティーブンキング。
今まで『ミザリー』と『霧』、『書くことについて』ぐらいしか読んだことなかったけれど、よい機会だと思って他の短編小説を読んでいる。
「超高層ビルの恐怖」なんてまんまカイジの鉄骨渡りの元ネタじゃん!とか、
「ニューヨーク・タイムズを特別割引価格で」なんて最近の飛行機の衝突事故をどうしても思い浮かべてしまうし、
長編のあらすじを読むだけで「それ"マザー2"じゃん! 」となってしまうし、
改めてスティーブン・キングの影響力ってすごいんだな、と気づくこの頃。
日常の中にある恐怖、無駄な一文なくじりじりと書いていくのがほんとにすごいし、これからまだまだ読める本があるのはありがたい限り。