最近こんな記事を読んだ。
(CNN) 新規の人材採用を目指す英国最大の情報機関、政府通信本部(GCHQ)が、次のジェームズ・ボンドを志す人たちの能力を試す目的で新しいパズルを公開した。
「異なる思考や世界観を持ち、問題解決に新しい視点をもたらすことのできる人材」を募集するとしている。
「パズルは我々の仕事の核心にある」「その能力は暗号における我々の歴史的ルーツを表しており、国家の安全を守るという現代の使命にとっても重要であり続けている」(GCHQ)
前も「欧米人とクロスワード」で書いたけれど、ほんとにイギリス人はパズルが好きだなと。
この時代にスパイをパズルで集めるってことは、やっぱり科学的な向き・不向きの相関関係に対する裏付けみたいなものがあるんだろうか。
まあ言われてみれば、日本の企業もSPIとかIQゲームやパズルみたいなもので採用を決めていなくもないし。
GCHQは第2次世界大戦中、ロンドン北西部のブレッチリー・パークに移転して行っていた活動で知られる。ドイツのエニグマ暗号を解読した功績で有名なアラン・チューリングもGCHQに所属していた。現在の拠点はチェルトナムにある。
以前書いた、アラン・チューリングに関する映画『イミテーション・ゲーム』にも偶然つながったり。
そうそう、ジェームズボンドで思い出したけれど、
スパイって地味な人の方が向いているので、ダニエル・クレイグみたいな誰もが振り返るような顔だちの人はスパイ向いてない、というのは有名な話。(ほんとなのかは知らないけれど)
スパイの話題って、なんかロマンがあるよね~という話でした。