仕事のこと③2024/01/03

てんすい
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公開が遅くなってしまったけど、年明けに友達と会って話をしたことで、これは残しておきたいなー!と思ったことがいくつもあったので書く。多分これから考える時に大きな助けになると思う。


私は昔から何をするにつけても「前回より多く、もしくは長くやらなければいけない」と思っていた。

例えば勉強だったら「昨日は2ページやったから、今日は同じかそれ以上」みたいに無意識にノルマを決めてしまっていた。根拠は無い。なぜかそうでなければいけない気がしていた。続けていくうちに絶対に終わらない量になっていくだろうなとは薄々思っていたけれど、そんな量になるまで続けられたことはなかった。だから今まで気づけなかった。

いろんなことを続けられなかった理由は、これを自分に課していたからだと思う。

最近やっと自覚し始めて、ここで文章を書くときには「前回と同じ、もしくはそれ以下」を許すことを意識するようになった。

そういう意味で、自分の変化に寛容になろうと思った。今と同じかそれ以下でなくても良い、現状維持をしなくて良いと。

そういうわけで、手始めに本棚を今の自分仕様にする。これについては1月4日の日記に書いた通り。

結局手をつけられたのは4月に入ってからだったけど、そのタイミングが私にとってのベストだったんだろうと思うことにした。


最近、自分の中の“当たり前”が崩れることが多い。崩れるときに『その“当たり前”を形成しているのは自分の偏った価値観だった』ということに気づいた。価値観が偏っていたことを内心で恥じているので、この “ ” には自嘲と戒めの意味を込めている。

こうやって気づいたことを言葉にしてみると、「この言葉聞いたことあるわぁ…。」と思う。理解って、実際に体験しないとできないなぁ。これからは日常生活の中に少しだけ「当たり前を疑う」って選択肢を入れてみようと思う。それはきっと停滞を感じていた正義感(のようなもの)のアップデートに繋がるような気がする。


「もし今の会社を辞める時が来たとしたら、その時には自分がどんなものを大切にしたいかが分かっているといいな」と言ったら、「もう分かっているんじゃないの?」と言われた。目から鱗だった。もう答えが見つかっているかもしれないなんて思いもしなかった。

私が驚いていると、友達は「てんちゃんが大切にしたいことは『書くこと』なんじゃない?」と続けた。そう言われた瞬間、私はしたいことを肯定された気がして胸が高鳴った。見抜かれると思わなかったと同時に、見抜いてくれて嬉しかった。気づいてもらいたかった本心に触れられたときの高鳴りだった。

憧れた年数が長かったから、その分だけ書きたい気持ちが大きい。だけど仕事にしたいかどうかは分からない。憧れるけど、ここで日記を書くほど文章を書くことの難しさを痛感する。日記ですら人に伝えるのは難しい。

だから今は、『ここで日記を書けるくらいの余裕があること』を大切にしたい。具体的な職種ではなく。この日記は書き続けたいから。

思えば、私はいつも「答えはまだ見つかっていない」という姿勢で話をしているかもしれない。自分は既に到達しているって考えることもないかも。毎日500〜2000文字くらい書くほど、いろいろ感じて考えているのに。考えていたものの中に答えがあるって、どうして考えなかったんだろう。

まずその視点を持つところからかも。


私は安定した地位や収入を求めて、会社に属することを選んだ。でも世間には、一度きりの人生だからこそ自分の軸を持ってやりたいことをする人もいる。

今は復帰と同時に転職も頭に浮かぶから、自分のこれからについてどっちにするか悩むんだ、と言うと、友達は「どちらを選択するのか、両立するのかは分からないけれど、後者は『どう生きたいか』を考えた時の話だよね。」と言う。

そこで両立という言葉が出て、これは“どちらひとつを決める”という話じゃないのか、と思った。よくよく考えてみれば、前者と後者では求めるものがそもそも違う気もする。安定を求めるか、どう生きたいかを考えるか。基盤か、心か。

この2つはたくさんある働き方の中のうちの2つをピックアップしたもので、1つしか選べない2択だと考えるのは違うのかもしれない。

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これは文章化がすごく難しい。私の記憶違いもあるかもしれない…。

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正直に書くと、私は後者に対して憧れと同時に、そうなれない焦りのようなものを感じる。2つの選択に優劣はないはずなのに、なれていないからこそ後者がとても尊いものに思えているのかもしれない。

というより、働き方が2種類しか見えていない方が問題か???

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『好きなこと』と『できること』って一致しなくない?という疑問には、「うん。一致してるってすごいよね」という答えが出た。両立って難しいし、すごいことなんだ…。

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友達が言うには、20代後半というのは自分の生き方について悩む時期らしい。みんな通る道だと聞いて、少し心が軽くなった。

@nimius
「かく在るべし」に押されて「こう在るのがいいんだろうな」と在ろうとするのではなく、「わたし」で在るための訓練をする場所にします。恥ずかしくても、間違ってても、私の「本当」をここに残します。 Xアカウント:@krgm_krgm