わたしが楽しいバレットジャーナルの中身(現状)の話

おがた
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頑張っていつもよりキレイに書いたページ。

↑前回の話。

自分に合わせて簡略化させたバレットジャーナルを、主にデイリーログとウィークリーログでぶん回して毎日楽しくライフログをつけているよ、と言う話。

最初はロルバーンのMサイズ、今はMDノート文庫サイズに書いてるけど、次は併用しているシステム手帳に一元化しようと思っている。二冊持ち歩くのが面倒になったんだよねぇ……重さはともかく嵩張る。

とりあえず別冊状態にしている現状のまとめです。今後システム手帳に一元化しても基本は変えないと思う。

デイリーログ

  1. 日付と曜日:

    ページ冒頭に回転印で今日の日付と曜日をカシャカシャ押す。目立つように青の蛍光ペンでラインを引く。1日の準備はこれだけ。朝最初の作業なので寝ぼけててもできるように簡略化した。

  2. 今日のタスク:

    毎日やること(日記と読書とソシャゲのログイン)、昨日の未完了タスクの転記、ウィークリーログや月間カレンダーの確認……という順番で書いているうちにぼんやりとしてた頭が動き出すので「そういえばあれもやらなきゃ」と思い出したら一緒にメモする。あとから思いついたタスクも書き込むので余白をちょっと開けておく。

  3. 思い付きメモ:

    ジャンル関係なく思いついたらどんどん箇条書きで書いていく。

書く場所に悩んでいるうちに忘れる、ということがないように思いついたものは何でもこのページに書いておくようにするから、ページをすぐ開けるようにしておく。今はしおりひもを挟んでいる。

ウィークリーログ

  1. ページ冒頭に「Weekly Log 11/18~11/24」と書いて、ピンクの蛍光ペンでラインを引く。

  2. 余白を1ページ開けて次のページからデイリーログを書き始めるので、デイリーログの間に埋もれないように、貼って剥がせるインデックスシールを先週のページから移動させて貼る。

  3. 先週の未完了タスクのうち必要なものを転記したら、その下に新しいタスクをどんどん書き足していく。

Key

複雑なkeyを用意しても忘れるし、咄嗟に書けないと意味がないので覚えられる範囲で設定。

  • 「・」タスク

  • 「✕」タスク:完了(グレーのマーカーで塗りつぶし)

  • 「>」タスク:翌日へ繰り越し

  • 「≫」タスク:ウィークリーログ等へ転記

  • 「○」メモ

タスクとメモ

基本の書き方ならタスクもメモも分けずに箇条書きにするから書く場所を決めることはないのだけど、そのとおりに書いていたら視覚的にわかりにくくなってしまったので「最初の10行分はタスク用のゾーン」みたいにざっくりと書く場所を分けた。

これは私がタスクよりも思いつきのメモをデイリーログのメインにしてて、箇条書きで「短く」書くという基本から離れて「思いついたら好きなだけ書く」という形にしているせいでタスクが埋もれやすいから、という理由もある。本の感想とか動画のメモとか、小説のプロット案とか何ならワンシーン丸ごととか、思いついたら何でも書く。とはいえ線を引いたり枠を作ったりしないでざっくりとしか分けていないので、どちらかが盛大にはみ出すこともある。

増えていくメモはあとから見返した時に何のメモなのかわかるように蛍光ペンで色分け。これはコモンプレイスノートでよく紹介されている色分けキーを流用してみた。メモ冒頭の「○」の部分に、感想メモならピンク、創作メモなら青、というかんじでマーカーペンでちょんっと色付けする。これも複雑にするとわからなくなってしまうのであまり細分化させていない。

思いついたタスクは今日できるかどうかなどを特に考えず、とりあえず今日のページのタスク欄にどんどん書き足していって、未完了タスクとして残ったもののうち必要なものだけを選んで翌日のページかウィークリーログ、やる日が決まっているものは月間リフィルに転記する。システム手帳に特定のページを用意していたらそちらに転記することもある(本家のバレットジャーナルでいうところのカスタムコレクションのページ)


システム手帳に少しずつ作ってるカスタムコレクションのページ、つまりデイリーログの転記先はまだいろいろ試している途中。タスクとしてあげた中の「今すぐやるわけじゃないけどそのうちやりたいもの」をやりたいことリストにまとめたり、気になってメモした映画とか講演動画を見たいものリストにまとめたり、というわかりやすいところから始めてる。

しかしあれこれ試している中で改めて気が付いたのだけど、どうも自分はいわゆるワーク系の手帳にあるような「先に枠が用意され、そこに書くべきものも指定されていて、指定された量で指示されたとおりに何かを考える」というのが、自分が思っていた以上に苦手らしい。そこに「自分を高める/深掘りするため」みたいな目的が加わると手も足も出なくなる。

たとえばページの中に「ここに今日良かったことを3つ書きましょう」などと書かれている欄があると身構えて悩んでしまう。特に好きなものとか、将来の目標とか、自分を主体にすると苦手意識が強く出る。それ自体の原因はわかってるから今はちょっと横に置いといて、苦手意識があるものは当然、楽しくないし、そもそも今やりたいのはそれじゃない。枠を埋めるために悩むのが面倒になって空白欄が増えて、その余白が気になるからページを開くこと自体を避けるようになってしまうことの方が困る。今の私は毎日楽しくライフログを書きたいんだ。

そんな感じなのでデイリーログに使ってるノートは方眼メモしかないロルバーンからのMDノートだし、システム手帳用のリフィルもスケジュール用の月間リフィル以外は方眼と横罫のものしか買っていない。ちょっと気になったのでリーガルパッドタイプは買ったけどまだ使わずに積んである……リスト用のリフィルはあった方が便利かもなぁと思ったけど、なくてもなんとかなっている。

そういう意味でも白紙のノートに自由に書いてから振り分けるバレットジャーナルは向いているのだろうと思うし、だからこそ、先に様々な枠を作って書くべき場所と内容を指定してしまうようなバレットジャーナルは自分に向いてないのだなぁと改めて実感した。

日付の下に、箇条書きでどんどん書いていく。その時の自分が書き残しておきたいことを、たくさん書きたい日はたくさん書いて、書けない日は無理に書かない。書くべき枠が特にないから書けなくても余白ができず、日々の記録がちゃんと文字で埋まるというのは、書けなかった余白がどうしても気になってしまう人間にとても優しい。楽しく続けられる。

ちなみに今のデイリーログの書き方だとタスクとメモの間にちょっとだけ余白ができることがあるのだけど、その余白には翌日に繰り越すメモを書いたり、好きなシールを貼ることにしている。手帳デコ出来た!(出来た?)(出来てなくても私が楽しいからOK)

何事も楽しくないと続けられないよねぇ、というわけで、自分が楽しく続けられる方法を少しずつ模索している。


毎日使ってるもの。

↑シャイニーの回転スタンプ。日本表記(年.月.日)のものを探して買った。その日のうちに書くものならシステム手帳のリフィルや何でもノートのページにもカシャカシャ押す。

↑曜日用。回転スタンプはインク台を用意する手間が省けるので楽で良いし、カシャカシャ押すのが楽しい。うっかり手を汚すことも少ないし。

↑専用クリアカバーをつけて、好きなポストカードを挟んで表紙にしてる。厚みがあるけど軽いし、なにより書きやすくて好き。筆圧ゴリゴリの文字も蛍光ペンも裏から見て目立たないのすごいなって思う。

↑蛍光ペンはこれに買い替えた。定規が汚れないしペン先がふにっと曲がるので線を引きやすい。ベーシックセットにウォームグレーを買い足したけど、思ったよりだいぶ薄かったのでグレーだけは無印のラインマーカーはいいろを使ってる。

↑今見たらセール品になってたので廃盤になってしまうかもしれない……そんなー。そしたらマイルドライナーのグレーかなぁ。

@ogata2100
なんでもかんでもすぐに忘れちゃうからゆるりゆるりと書きつくる場所