前の日記のつづき。
電車に揺られたのち、両親と合流。軽食を食べて地域の図書館に行った。新しい建物で、とても綺麗。たくさん本があった。俳句だけの棚も2つくらいあった。またじっくり来たいな。
時間がなかったので、そそくさと図書館を後にして移動を開始した。今日行ったライブは母が好きなバンドで、私は付き添いみたいなものだった。父は車を出してくれているだけで、チケットはご用意されていなかったため、ライブ中はJoshinでプラモを見て暇つぶししたらしい。
知らない曲も多かったけど楽しかった。ファンの人たちの身振りに合わせて腕を振るのは、参加している感があって楽しい。爆音の生演奏に包まれるのもとっても心地よかった。激しめの曲数曲→バラード2〜3曲→盛り上がる曲続けてラストスパートみたいな構成って王道だけどいいよなー。バラードがあるからこそ、衝動的な曲が映えるし、逆も然り。
やっぱバンドっていい文化ね。またライブに行きたくなった。
終演後は父とも合流して地域の個人経営の居酒屋でお刺身とか食べながら、ライブの感想やら仕事の話やらした。ご飯おいしかった。お酒もほどよく楽しめた。
その後は両親とともに実家に帰ってきた。帰りの車の中でラップスタアの話になったので、寝るまでの間、母に歴代の好きなラップスタアの回を見せた。TOKYO世界の出る回と、RalphとItaqのフッドステージと対決を見てもらった。ほんとはフジタイト対Skaaiも見てほしかった。
改めて見るとやっぱりTOKYO世界の3曲目好きだなー。「オタクの作った雲 筋斗雲 乗って アイドルの吐いた 息を吸う」ってフックやっぱりいい。音楽というTOKYO世界にとっての筋斗雲で、憧れの存在たちと同じステージの上まで行って同じ息を吸うんだよ。「弱い俺だってスターになるぜ」をこんな風に表現できるのは、TOKYO世界だけの武器だよなー。
母はライブ疲れでたまーにうとうとしていたものの、真面目に見てくれており、Ralphの声の説得力が凄いだとか、ItaqとTOKYO世界の孤独の性質の違いの話だとか、いろいろ感想を話してくれた。母が日頃から聴くラップは、SKY-HIとかBE:FIRSTとかのBMSG系のやつと、田中(ぼくりり)なので、また違った感じだったと思う。Creepy Nutsは母も好きなので、R-指定の解説がいかに的を射ているかというのを力説して盛り上がったりもした。私もヒップホップ界隈めちゃくちゃにわかだけど、どの曲がいいとか、このリリックがこうだとか言いながらワイワイできるのがとても楽しかった。
ラップスタアは、ヒップホップに関心が薄い人でも見やすい番組でいいよね。その人のルーツを知って、ラップを聴いて内面を理解しようとして、心動かされ応援したくなる、みたいなのって、ヒップホップをよく知らなくても普遍的に起こりうることだし。
母としゃべってたら新たな気付きや深掘りもできて楽しかったなー。やっぱり人と一緒に見るのは楽しい。