以前、雑多に趣味を書き連ねたなかで今日はコーヒーの話。
少し前に猿田彦珈琲に立ち寄ったところ、そこのラテが自分の中で大ヒット。それから月4のペースで訪れている。
今日はせっかくなので散歩がてら恵比寿まで足を伸ばし、そこの本店に寄ってみた。本店はやや狭めのこぢんまりとした店内ではあるが、活気があり温かく明るい雰囲気。豆に関しては数軒隣の別館豆屋でも取り扱っており、試飲などもできる。コーヒー豆好きが好みそうな雰囲気だ。
私はこの試飲要素を重視しており、Web通販を使わない理由はこれだ。コーヒー豆はある種の属性値、たとえば酸味やコク、軽さや重さからのプロットは可能であるが、最終的には舌で味わってこれと決める、極めて嗜好性の強い飲料だ。Webで試飲をせずに買うよりも店頭で試飲して豆を吟味するこの時間自体も、自分のコーヒー趣味の一環と言える。このためなら横浜にだって向かえる。
猿田彦珈琲の豆は、他の豆問屋ほど取り扱い品種が膨大ではなく、かといって数種のブレンドで終わるような寂しさでもない、手頃に選択を楽しめる種類が用意されている。そして味はストレートもブレンドも割と個性がはっきりしており、酸味のデザインや、コク・苦味のデザインがコントラスト強めに振り切っている印象で選びやすい。
私はローストまではプロに任せつつ豆はうちで挽いているため、ロースト済みの豆を比較しながら選ぶのはとても楽しい。
これまでは、ストレート豆の楽しみはやなか珈琲、安定したブレンド豆やデカフェの調達にはStarbucksを活用していた。そしてとうとう第三の推し、猿田彦珈琲がここに加わることになった。豆屋ごとの性格の違いを把握しながら気分によって豆を使い分ける楽しみがまた増える。