これから「しずかなインターネット」をどうやって使っていくか

おゆひよこ
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創作活動者である僕が「しずかなインターネット」をはじめた理由でも書いたんだけど、「しずかなインターネット」、すごくいい場所!!!!

だれかに読まれることを前提にはしてないけど、だれかに読まれるかもしれないっていう緊張感がほどよく思考と文章をととのえてくれる

延々とアタマのなかの"ぐるぐる"や"もやもや"を書いていってもいいんだけど、僕はやっぱりこれをうまく活用したいなって思っちゃう

でもでも、いわゆるSNSの活用って感じじゃなくて、あくまでも「しずかなインターネット」の上手な使い方っていうのかな

せっかくしずかに考えを整理できる場所だから、これを自分の活動につなげていきたいなって感じ??

曲をつくるときもそうなんだけど、けっこう僕は「偶然」を大事にしてて、自分でも思いつかなかったようなアイデアが、なにかの拍子に【ピョコッ】とくっつくのがとても好き

"言葉"もそうで、無心に文章を書いてると、いま書いてることとぜんぜん関係ないアイデアが急に【ピョコッ】ってくっつくことがたまにある

たとえば、こうやって「しずかなインターネットの使い方」を書いてるいまも、

『あっ、この前YouTubeで見たイラストレーターさんが紹介してた練習法、音楽制作にも応用できるのでは?!!!!』

とか

『岸辺露伴先生がいつもマンガ書く前にやってるルーティンみたいなの、僕もなんか考えて取り入れてみるかあ』

とか

文章を書いてアタマの中の整理をしてると、いままで忘れてた記憶同士がどこかでカチッてはまったり、埋もれたアイデアがまったくちがう形になってひょっこり現れたりする

ホントにおもしろいものとか、すてきなもの、ワクワクするものって、こういう偶然によって引き出されたものの中にある気がしてる

そりゃあね、YouTubeをみるのもおもしろいし、Xでタイムラインをながめるのもたのしいんだけど、こと"モノづくり"においては、やっぱり「「「自分で見つけることのドキドキ、ワクワク感」」」がよいのだ

思いついて、発見して、仮説をたてて、チャレンジして、考えて、試して、凹んで、考えて、落ち着いて、作って、凹む

どこかで聞いたような教科書的な答えじゃなくて、どこかいびつで、整ってなくて、粗削りで、つたなくて、でもそれでいて魅力的で、どこか目が離せなくて。

そういう作品を作っていきたいなって思うし、そういう作品がもっと世の中に増えたらいいなって思う

完璧なものはAIに任せちゃったほうが楽だし、早いし、カンタン

でもどこかのだれかが自分の頭と手を使って一生懸命に作った作品には、たとえそれがどれだけ拙く、不完全なものだったとしても、AIには決してたどりつけないおもしろさがあると思うのだ

究極的には、文章を書くのも「言葉をつむぐ"モノづくり"」だし、部屋のそうじだって「いい環境を作る"モノづくり"」、旅行も「記憶と体験の"モノづくり"」

そういう意味では、「しずかなインターネット」はダイアモンドの原石が眠る場所ともいえるのでは??

ここに書いた文章たちがなにかと【ピョコッ】とくっついて、すてきな作品につながったらいいね!!!!

うん、でも、あんまり「上手に活用してやろう!」とか「おもしろい作品につなげるぞ!」って意気込んじゃうとそれはそれでちがうと思うし、ひたすら文章を書いてるだけで救われる魂もあるから、この場所はだらーっと思考をたれながす場所にしゅ

たとえここから直接的に作品づくりにつながらなくても、アイデアを整理してるっていう意味ではどこかで作品につながってると思うから

結論、

・「しずかなインターネット」では文章を書くこと自体を楽しむ

・効率とか活用とか"創作のため"みたいな気持ちはいらない

・だれかにとって大したことない文章でぜんぜんいい

こういうとき、つい「あーッ、結論を冒頭に書いたほうが読みやすいよなあ~~~。見出しもあったほうがいいのになァ。検索需要ェ・・・」って思っちゃうのは、SEOゼッタイ正義ブログを書きすぎてるせいなんだろうなあ。。。。

これは悪いことではないし、むしろ良いことなんだろうけど、「しずかなインターネット」ではあえてそういう観点を無視していきたい!!!!!

息の仕方を思い出すぞ(?)

@oyuhiyoko
曲を作ったり、文章を書いてたりします oyu-sound.com/link