『つくるデザインIllustrator(井上 のきあ 著)』を学習資料とし、作った結
果と雑な感想を載せるだけの記事です。
同じ形状でもそれぞれ異なった方法で作成しています。方法については書かないので、気になる方は本を買ってください。
32.雪の結晶を描く
・作例にあったんですけど矢印でも桜が作れるんですね。でもパッと再現出来なかったので諦めました。桜を作りたい時はベタに円からつくると思います。
P153
(↑オーバープリントビューにしています)
「27.ギンガムチェックをつくる」の後にあるこの一覧ページ!
お手元の「つくるデザインIllustrator」を見て貰えばわかるんですが、「差の絶対値」~「カラー」までは合成モードだなとパッとわかったものの「濃い混色」ってなんやねんとなりました。
ここからはパスファインダーなんですね。
そして四角の枠に入っているうちの一番右下の「トラップ」。
パスファインダーパネルにアイコンがなくて、どこにあんねんという話。
\ここにあるよ/
パスファインダーのメニュー(三のマーク)クリックした中に居ました。
で、いざ押してみると「フィルターを適用しても、効果がありませんでした」とポップアップが出てきて困りました。
色も指定の通りだしCMYKだし出来るはずなんだけどな?なんでだろう。
調べてみてもトラップとは何かってページが出てくるばかり。
トラップというのは版ズレしたときに下の紙の露出を防ぐための方法だそう。なるほどね。
しかし肝心の同じような事例は出てこない。
なので今回もひろクリに助けを求めました。(前回の話はこちら→今日のドリル⑫)
今回は数日返事がなかったので、前回スッと教えて貰えたのは初回サービスだったのか…?なんてネガティブになって数日見ないでいたところ「いま印刷のプロに検証してみてもらっております」とレスを頂いていて震えました。
色を変えて試してくれたりしていたらしい。丁寧に検証画像作ってくれた方もいた。ネガって数日放置していた申し訳なさがすごい。
結果、「濃度の減少」上げると再現できるとわかりました。
別の色や濃い色の場合は100%にするなど調整すると出来るようになるとのこと。
「つくるデザインIllustrator」は設定を弄らないことが多いし、本題であればしっかり説明があるから考えから抜けてましたね…。太さはいじっていたのに。恥ずかしい。
(「濃度の減少」を50%にする)
(無事適用された)
そもそもこのトラップは
・特色インキを使用してオフセットで印刷する時
・絵柄的にヤバそうな印刷の時
以外はやらないものらしく、
井上のきあ著「入稿データの作り方」には「必ず作成しなければならないものでもありません」などなど詳しい記載があるそう。なるほど、今度買おう。
【今回のまとめ】
Illustratorでパスファインダーのトラップを適用して「フィルターを適用しても、効果がありませんでした」と出てきた場合、「濃度の減少」を上げたり色を変更することで出来るようになります。
なお、トラップは必ず必要なものでもなく、印刷所や印刷物の種類によって変わるので、入稿マニュアルをよく読みましょう。
今回もお世話になったひろしまクリエイターズギルドはこちら↓
話に出てきた「印刷のプロ」 インサツビトさん↓
本当にありがとうございました。
ところで、前回もだけど、レスくれた人のSNSを載せるかどうかをちょっと迷う。個人とはいえクリエイターだしSNSだし載せた方が良いのかな。
お世話になったので「こんなありがたい方がいます!」って言いたい気持ちと、コミュニティ内の話をそこまで載せるのもな…という気持ちがある。
ともあれ今回も本当に助かった。詰まっても頑張ろうと思える。
感謝の勢いあまって広島が好きになりそう。