本からの言葉書いておく。
『勝ち続ける意志力』は僕にとってバイブルだ。
初めて読んだのは10年ほど前だが、毎年読み返してはこのエッセンスを自分に取り入れようとしている。
今日も読み返した中で響いたところを中心に自分の頭の中をアウトプットする。
・自分自身の成長を目的とする
著者の中では「チャレンジできなくなったり、そこに自分の成長を見出せなくなったりした時には、少しの未練もなくゲームを捨てることができるだろう。」とある。
あくまでゲームは、日頃の努力は自身の成長のためであるのだ。
僕はどうだろう。
あいにく、僕はまだまだコーチングから離れる生活は想像つかない。
コーチングでチャレンジできることも、これを通じて成長できる余地も多分にあるからだ。
ただ、ここで言いたいのはきっと「手段に固執して目的を見失うな」ということだ。
前にブランド・エクイティー・ピラミッドを作成したので、僕にとってはコーチングはあくまで手段である事は分かっている。
目的も、コーチングとは切っても切り離せないと思った方が、突き詰めて考えると「変化し続ける自分」にたどり着くことが分かった。
自分が昨日より変わっていれば嬉しい。
大きな変化の前でビビらなくなってきたし、大抵のことは「やります」と返事できるようになったのも、小さな変化を意図的に起こしているからだと思う。
ちなみに今日の変化は、スタバで仕事をしてみる。である。
・未踏の地を目指す
コーチングスクールが増え、YouTubeや本などのメディアにコーチング関連のコンテンツが増えたことで、今まで以上にコーチングを学びやすくなっている。
その気になればYouTube上でほぼ無料でプロコーチの講義を聞くことができて、有志で開かれているコミュニティ内で練習もできる。
ICFジャパンにおいても、資格保有者の数が増えてきていることはデータで理解している。
僕がPCCを取ってから真っ先に予想したのは、コーチのコモディティ化とそれによる市場競争の激化である。
つまり、ICF資格自体の相対的市場価値は下がり、もはや持っていることを当たり前としたビジネスを期待される世界。である。
一部のカリスマコーチを除けば、資格というのは集客において強い武器となる。
特にICFの資格は日本より、特にグローバルにおいて信頼の高い資格であるため、企業向けの宣伝効果は高いのだ。
話が横道に逸れたが、つまり本書でも言及されている通り、「自分だけの道を切り拓いて進んでいった者は、11、12、13の強さを手に入れるはずだ」ということだ。
もはや調べればいくらでもコーチングについては分かるので、ここからは自力で鍛錬を積めるコーチが強いんじゃないだろうか。
今、コーチングに関するコンテンツの全ては誰かが一度通った道であり、アウトプットである。
なので、自分がそれらを咀嚼して、何をアウトプットするのかが大事なんだと思う。
僕は、コーチングを学ぶ上では傾倒しないように気をつけ、とにかくアウトプットを重視している。良いところ取りとも言える。
コーチの知り合いも多様だ。それはそれぞれの世界観から見えているコーチングが異なるので、その差分が僕にとったエッセンスになるからだ。CTIより、他のスクールの知り合いの方が多い。
僕はあくまでも、自分にしか出来ないコーチングを求め、今日も模索している。