2026年|夏至

蒼滋
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公開:2026/6/22

 ドクダミの写真とどちらをトップにするか迷いましたが、コアジサイにしました。どちらも梅雨を彩るかわいい花たちです。

 今年の梅雨は昨年とは違って、柔らかい雨がしとしとと降り続ける、梅雨らしい風情ですね。最近山登り用に、通気性と撥水性を備えたマウンテンポンチョを買い、雨の山にも登るようになったのですが、雨の日は野草も樹木も苔も生き生きとしていて、歩いているだけでこちらも嬉しくなります。

 今時期はどの山でもコアジサイが見頃で、細やかな花の群れが、遠目からだと淡い霧が立ち込めているよう。コアジサイは園芸種のような装飾花こそ持ちませんが、その代わりに芳香を放つことで虫を誘います。しっとりと潤む山に、ほのかな甘い香りがそこら中に漂っていて、夢みたいな雰囲気でした。

 コアジサイに魅了されながら、6月はササユリを目当てにあちこちを訪れました。

 横顔の気品ある美しさたるや。数ある百合の中でも一番好きな種です。百合はどれもそうですが、ササユリは特に、姿よりもまず香りに気がつきます。遠くまで届く、甘くスッキリとした上品な香り。梅雨の時期の花はどれも楚々とした佇まいで、こちらの居住いまで正されるような気分になります。

 ツルアリドオシの花。かわいい。

 この記事に載せた実の、花の姿です。花は2つなのに実は1つ、おもしれ〜花。

 ウツボグサ。ウツボとは靫の方らしいのですが、普通に魚のウツボにもよく似ていると思います。

 自生コウホネ。自生するコウホネは現代ではなかなか珍しいようです。浅い沼に群生していましたが、おびただしい数の幼いカエル達が共に住んでいて、知らずに近寄ったら大騒動になり、ちょっとびっくりした。ごめんて。

 梅雨はドクダミの季節でもあるので、とても旺盛です。かわいい。

 まるっこい花びらの形とは裏腹に、蕾の形がシャープなのが面白いです。展開しかけの蕾があると、じっと見入ってしまいます。

 ユキノシタ。ドクダミと好みの環境が似ているので、セットで生えている印象があります。かわいい〜〜、ゼルダの妖精みたい。

 ヤマアジサイたち。コアジサイと違い、花色の個体差が大きいです。野生のアジサイには、園芸種とはまた違った魅力がありますね。

 ムラサキツユクサ。白花もやや離れた所に咲いていました。日本の小さな青いツユクサと比べて、あまりの大きさについ笑ってしまいます。あんまり大きいので、私はオバケツユクサと呼んでいます。

 ここ最近はポンチョを買ってウキウキで山に入り浸っていたので、いつも以上に書くことが花のことくらいしかありませんでした。ポンチョってすごい発明ですね、リュックもすっぽり覆えるし、それでいて動きの邪魔にもならなくて、移動しながら雨風を凌げる。人類の知恵をひしひしと感じます。

 職場のアナベル。園芸種にもまた、園芸種ならではの魅力があります。

@souji
月に二度、二十四節気のタイミングで更新します。日々のことや趣味のことを書きます。