爪を噛むくせが治らなくて、延長線で指の皮膚まで剥がしてしまう。そうするとiPhoneの指紋認証が通らなくって、昨日登録したはずの右親指でロックが開かない。昨日のわたしの右親指は今日のわたしの右親指とは別人らしい。わたしはわたしなのに。
今日でこのしずインの200記事目になる。始めてからおおむね一年。最初は、たぶん三日坊主になるかも……みたいなことを言っていたようにも思うから、ここまで続いたというのがまず驚き。(仕事が暇なせいというのは確実に要因としてある)一年生き延びたのか。ちなみに、100記事めのときはこれ。「ここにいたい限りは居られるといいな」、我ながらいい言葉だ。
二次創作の好きなところを考えていたんだけど、「これは自分には書けない」って圧倒されることかなと思った。(自分の解釈が浅いという意味で)「自分にはこのキャラはこうは見えていない」と感じるとき、そのひとがその話を書くに至るまでの、原作作品について考えた時間やこれまで触れてきた物語、得てきた経験のことを思う。オリジナルでも同様のことはあるけど、特に二次創作でと思うのは、同じものを見ているはずなのに出てくる作品の質感が違ってくるところから、自分との力量の差を見せつけられるから。自分には書けないものを見せつけられてズタボロになりたい。いい意味で。