オリジナル

tato
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昨日のエントリは去年文章講座で提出したエッセイを先生の講評を元に訂正。読み返したら他の箇所も気になりそこを書き直し、読み返したら更に気になる箇所がありまた書き直し読み返し書き直しとしていたら元の文章とはどこか違うものになった。結局最初の方が良かった。

とはならない。なにせ最初の文章は我ながらよろしくない。出来上がったときはよろしいと思ったのだが全然よろしくなかった。先生はよく褒めてくれたと思う。褒めて伸ばすタイプに違いない。あのときの生徒です。その節はありがとうございました。

で、書き直したものがよろしいのかと聞かれたら、最初のものよりはよろしいのではないかと思う。ただ最初の方が熱量があった。書けないながらもなんとか書き上げてやるという情熱。でもその情や熱が恥ずかしいというかよろしくないと今の私は判断し削りに削りに削った。

来年読み返したら随分すかしやがって。この文章には情や熱が足りないのだと溢れんばかりのリビドーを注入するのだろうか。そしてまた大元の文章とは違う何かが出来上がるのか。サグラダ・ファミリアか。そんな立派なものではない。

@tato
書きたいときにしか書かないことにした