2026/02/11 閃光のハサウェイ キルケーの魔女

たーんえー
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公開:2026/2/11

今日は公開中の映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』を観てきた。

前作は数週間前に見たばかり。三部作の二作目ということで、前作は少なめだった戦闘シーンが大幅に増える……かと思ったがそこまででもなく、会話劇中心で進んでいくのは変わらずだった。個人的に"ロボアニメ"と言われて期待するのはわかりやすくカッコいい戦闘シーンなのだが、本作からは画面作りも会話の内容もあえてわかりやすくしすぎない意図を感じていて、これも一つのスタイルとして興味深く見ていた。

前作ではケネスの元にいたハサウェイだが、今作ではマフティーの本拠地で、より彼の置かれた状況、彼の内心への掘り下げが進んでいく。印象に残ったのは、彼の恋人であるケリアがカレーライスを食べているシーン。擦れる音や咀嚼音が際立つような描き方で、好意を抱いているときには気にならなかったものが急に気になり出した、2人の関係性の変化を象徴するような描写だった。

ギギは前作でも勝利の女神と呼ばれていたが、今作ではその予言にも近しい第六感が戦況により直接影響を与える様子が描かれていた。そんな中でも彼女は住処を転々としていく。印象だが前作からプールで泳ぐシーンが多い気がして、(サービスシーン的な意味合い以上に)ふわふわと流されて地に足を付けられない彼女の生き方を象徴しているのかもしれない。彼女の人となりも、前作と比べて段々とわかってきた気もする。

そんなギギとハサウェイが終盤に再会する場面では、ヘルメットのバイザーを上げたら泣き腫らした顔が見えるところ、そしてラストカットでは機体の目元の装甲が剝がれていく様子が涙にも見えるところ、いずれも良かった。個人的にメイン3人にそこまで好感が持てない(レーン・エイムは好きだが)という印象はあまり変わらないが、それでもこの作品を最後まで見届けたいなという気持ちはある。最終章の公開を待とう。