2026/06/21 魔法少女リリカルなのは Detonation

たーんえー
·
公開:2026/6/21

今日は、再上映中の映画『魔法少女リリカルなのは Detonation』を見てきた!いや、めちゃくちゃ面白かった……何度も涙してしまいました。

なのはシリーズの劇場版4作目で、前作の『Reflection』と合わせて前後編になっている。前作を見たときは、面白いけれどTVシリーズ総集編ほどではないかもと感じたのだが、後編の今作はその個人的な予想を大きく覆す、本当に素晴らしい作品だった。

構成としてはほとんどが戦闘シーンだが、回想としてイリスとユーリらの回想シーンも入ってくる。前作時点ではやや多めに感じていた新キャラも、今作で掘り下げが入ることでそれぞれにより愛着が持てるようになっていて、この辺は流石。

前作で敵対した相手と今作では共闘というのもシリーズの美味しいところ(特にフェイトさんとレヴィさんの絡みが嬉しい)。既存キャラ組の出番は確保しつつも尺としては少な目で、その辺の割り切りも良かったかな。前作は巨大なロボ敵が多かったが、今作は人型が多数という感じで、確かにこちらの方が見やすい。イリスの複製体みたいな敵、全員日笠さんの声で喋ってちょっと面白い。

二部作あることで、前作で騙されて過ちを犯してしまったキリエさんが、そこで終わらずにイリスを止めるために立ち向かう姿を見られたというのも非常に大きい。キリエvsイリス、この映画の一番いいシーンの一つではないだろうか……思いっきり泣きました。一緒に過ごした時間の肯定、友を助けたいという想い、大事なものが全部詰まってる。

なのはさん/フェイトさんの2人の内、前作はフェイトさんの方にスポットライトが当たっていた印象だが、今作は終盤に高町なのはさん"個人"への掘り下げが入る。悲しい物語を悲しいままで終わらせない、そんな主人公は確かに立派なのだが、彼女も人間であり、それどころかまだ小学5年生の少女であり…………これまでの描写と共に、なのはさんの心境が明かされて、相当食らってしまった。新キャラクターたちの物語であると同時に、高町なのはさんの物語でもある。その両取りを成し遂げているのだから感服する他ない。なのはさんたちの小学校の卒業シーンも描かれていて、小学生時代はここで一区切りという感じだなぁ。

自分は後追いで劇場版を見てきただけだが、予想もしていないくらいに食らってしまった。もし初期からこのシリーズを追ってきて、新作としてこのReflection/Detonationがお出しされていたら、本当に何週間もこの作品の話しかできなかったんじゃないか……?とすら思える傑作でした。

しばらく余韻に浸りたいところだけど、時系列的にこの後になるTVアニメ『魔法少女リリカルなのは EXCEEDS Gun Blaze Vengeance』の放送が7月から始まるらしい。早いって!