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2026/08/20 人生全部賭けても、銀の魔女に勝ちたい2

たーんえー
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公開:2026/8/21

本日8/20発売、『人生全部賭けても、銀の魔女に勝ちたい2』を読んだ!

「あいつに勝ちたい」「私だけを見てほしい」少女達の想いが交差する空中戦

前作を読んで、こんなに好みの要素が揃うことがあるんだ……と思ったのが半年前。もちろん続巻を期待していたけれど、これほど早く読めるとは思わなかった。「少女達の想いが交差する空中戦」、文字通りの空中戦でした。

フランドールとクルーエルの二人の関係性を主に描いていた前作と比べると、今作は(前作からも登場していた)三人目のメインキャラクター・シアに軸を置いて物語は進んでいく。

生粋の負けず嫌いで秀才のフランドール。そんなフランドールに負けられない理由を持つ、天才のクルーエル。シアはその2人と比べると魔法の才能も、絶対負けないという気持ちも足りていないと自覚する少女。作中でも「酸っぱい葡萄」の例が出されるが、理由を付けて自分を納得させていくというのも、ある意味では賢い生き方かもしれない。しかしこの2巻は、そんな彼女が「絶対に譲らない」と強く決意して一歩を踏み出す物語だったと思う。「人が何かを諦めずにあがき続ける姿こそ最も美しい」というのが、主人公のフランドールをはじめ、この作品の根底にある思想なのではないかな。

自分は断然クルーエルさん派のため、相対的に見ると1巻より出番は減っていて、正直そこに若干の寂しさはあった。とはいえ素直に自分の気持ちを出せないフランとクルーエルのいじらしさ、そして互いに敵となったときの手強さを堪能できて、これはこれで良いものだ。改めて、心の底では互いに惹かれているのに決闘と魔力補給でしか繋がれない関係って、歪すぎる……(好物です)

また前巻の感想でもフランドールに「花海咲季」を連想すると書いたのだが、今巻では朝の4時に走りに出……はしないけど特訓をし始めて笑ってしまった。低身長赤髪負けず嫌い主人公にその要素まで被ることあるんだ。

この巻では生徒会の他のメンバーが登場したり、「仲の良い上級生と下級生が義姉妹の契りを交わす文化」について触れられたりと、今後は上級生も話に絡んでくるんだろうな~というワクワクも感じられた。大事なことなので繰り返し書くのですが、「仲の良い上級生と下級生が義姉妹の契りを交わす文化」です。

今年秋のコミカライズも決まり、これからより盛り上がっていきそうだ(コミカライズ作画だと、フランドールさんの髪型がちょっと誇張されてる感じでおもしろい)。続巻も楽しみにしてます。