共同親権については過去にも様々な文章を書いてます。未読であればこちらにも目を通していただけると幸いです。
自分はまだ閲覧していないのですが、反対パブコメを書いた時に動画を参考にさせてもらった依田花蓮さんが、共同親権の問題点をおさらいする新しい配信を3/14に行ってました。知識の上でも倫理観の上でもとても信頼できる方なので、リンクをシェアします。
短文ですが、ここから本題です。
人間の生活や倫理観は、その時代の法制度にのっとって変化していくものじゃないですか(同性婚が法制化したことで人々の「理解」も増した例など)。
共同親権の話題では今すでに命の危険がある切迫した人たちにスポットが当たりがちですが、父権的な法律が存在することによってそれがなかった時にはギリギリ抑えられていたモラハラグレーゾーンな人々が、言い逃れ不可能なレベルのモラハラ人間へと悪化する可能性も大いにあるよなと思いました。権威主義な人間が多い日本では特に。法という後ろ盾はそれくらいインパクトの強いもので、だからこそ慎重な線引きと常に弱者の視点に寄り添うことが求められます。
今現在の危うい状況の中で楽観してる当事者の方はそうそういないとは思うんですが、もしも「うちは家庭崩壊するほどのモラハラではないし、心配するほどではないよね……」と考えている方がいたら、その考えは身を滅ぼすことになりかねないので全力で法制化に反対した方がいいですよと言いたいです。どこの馬骨な自分に言われるまでもなく、すでに抵抗しまくっていることを祈りますが……
どこの誰にどうやって抗議すればいいのか、情報をまとめてくれている方もいると思います。抗議のための文章を書く際には、蟒蛇のパブコメでも何でも使えるものはぜひ利用してください。