2024年4月4日
堺方面に向かう前にハマヤへ。お昼ご飯に赤飯をいただく。
先日は小盛り(170円)をいただいたので、今日は普通盛りに(340円)。
四角いお皿に盛られたお赤飯とたくあん。
お茶碗ではなくお皿で出てくるところが、ハマヤさんらしい。
おりしも桜の季節。
「お皿の模様と合わさって、お赤飯が桜の木に見えますね」
わたしが言うと、
「ほんとね。たくあんが菜の花ね」と陽子さん。
食べ進むと、お皿の絵の全貌が現れ始めた。
木の枝に見えたのは葉っぱで、
描かれていたのは「野あざみ」だった。
お皿は「深川製磁」という九州屈指の陶磁器メーカー製。先代のママさんが揃えられたものだそうで、器の裏側に銘がある。
今はこの野あざみのお皿は製造されていないだろうから、貴重品。
古い器が好きな人はぜひ、ハマヤでお赤飯を食べて、お皿も愛でてほしいな。
【甘党・喫茶ハマヤ】1951年創業
大阪市西成区花園北2丁目8−5(MAP)
(南海電鉄高野線「萩ノ茶屋」駅前)
12時から18時 日曜・水曜休み