以前、突然として発症する、咳ぜんそくのつらみについて書きました。
今年3月に、再び咳ぜんそくを発症してしまいました。咳は1ヶ月ほど続いたのですが、その後に想定してなかった症状が出てしまい、結局4月までこの問題に悩まされてしまったので、備忘録としてここに書き出しておきます。
咳ぜんそく「後」のつらみ
以下の症状は、3月~の咳ぜんそく発症中は大して問題なかったのですが、咳が徐々におさまっていく4月ごろから顕在化した症状です。
声が出なくなる
咳ぜんそくで長引く咳によって、声帯にダメージを負ってしまった結果なのか、声が全く出なくなってしまいました。
厳密には、喋ることはできるのですが、声は小さくカッスカス。相手に声を伝えるためには、普段以上に声を張らなければなりません。
ぜんそくは呼吸器内科で診てもらっていたので、早めに対処可能でしたが、声の問題は診てもらえないため、耳鼻咽喉科に行き、初めて声帯のダメージが発覚しました。
喋りが不自由に
いざ声が出なくなると、会議や雑談などのコミュニケーションがかなり不自由になります。
また、相手に声を伝えるために、発声に集中しなければならなくなった結果、『喋っている間に、自分の思考を整理する』ことも難しくなってしまいました。
咳ぜんそくを患っていたころは、『咳が辛い』だけで、喋りに支障はなかったのです。喋りが不自由というのは、別ベクトルのつらさがあります。
療養中は喋れない
声帯を治す特効薬は、やはり「声帯を使わない」、つまり「喋らない」こと。これもなかなか辛いです。
仕事はテキストコミュニケーションが中心ですが、より多くのコンテキストを含むのが声のコミュニケーション。それができなくなってしまうと、効率はガクッと下がります。
睡眠大事
もう1つの特効薬は、「とにかく寝ること」。ひたすら栄養を取り、眠れる時には眠る!を徹しました。
ただ、これもこれで、いつも以上に寝てしまうことで、生活リズムを少し狂わせるという弊害を生んだため、難しいところではあります。
とどめののど飴(医薬品)
病院に貰った薬は欠かさず飲み切ったものの、その時点ではカッスカスの声はほとんど改善されていませんでした。そこで、藁にもすがる思いで、のど飴を調達。
スーパーに売ってるような、お菓子に分類される「のど飴」ではなく、ちゃんと「医薬品」として売ってるのど飴です。具体的には、以下のようなもの。
ある日、仕事中に舐め始めた所、カスカスだった声が急に出はじめました。
あまりに急で自分でもびっくりしたのですが、恐らく、以下のような流れかもしれません。
病院の薬を飲み切っていたので、声帯が治る下地は整っていた
声出しを長らくしていなかったので、声帯がまだ慣れていなかった
ちゃんと効果のあるのど飴で声帯周りを楽にしながら、声出しをしていった
→いつもの声が戻ってきた!!
薬を飲んでいる最中は「声を出してはいけない」とは言い聞かせてきたものの、いざ治すとなった際には、「声の出し方を思い出す必要もある」と痛感した次第です。
おわり
改めて、声を出せる日常の幸せを噛みしめたいながら過ごしていきたいものです。😊