2024年11月20日(水)

吉田卵白
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自分の想いを多彩に表現できるって、色んな角度から、色んな解像度で、自分の想いを認識できるということかもしれない。そして柔らかい視点で自分の想いを見られると、鬱屈した気持ちも少し和らぐかもしれないと思っている。同じ想いに執着して鬱憤や憎悪を増長することが、減るかもしれない。

自分の想いの機微を言葉で捉える力が足りないとき、ある感情や思考に囚われやすくなってしまう。悲しい時に、「悲しい」としか認識できず、「悲しい以外の感情が紛れていないか」「悲しいの中身は何なのか」「本当に悲しさなのか」などの深い理解まで辿り着けない。囚われると、辛い。

豊かな表現力と柔らかい視点で自分の想いを観察できると、囚われてしまいそうな時に少し視点をずらして、想いの色んな側面を色んな解像度で捕らえられるのかもしれない。そして少し異なる視点で見ることができると、気の持ちようが大きく変わる。

多彩な語彙力・表現力を身に付けられるように、日々意識して学んでいきたい。「悲しい」という描写だけで完結させていた感情について、「『悲しい』だけで済ませていいのか、本当に『悲しさ』なのか」と追求したい。自分の感情をもっと微細に理解して、豊かに表現してみたい。同じ想いだと思っていたものを、別の表現で認識するだけでも、心の中の情景が大きく変わることがあると思うから。

@yoshidaranpaku
日記の練習。