
先日の走行会でタイムアタック職人の方にうちの車でタイム出しをお願いしました。
結果、1分3秒071とか言うとんでもないタイムを叩き出されました。
私の目標としては、タイヤ館石神井さんとレインボーオートさんで、作り込んでくださった車でタイムを出して、仕事っぷりがしっかりしていることを証明すること。
その辺の経緯は仁義と言うエントリーで書いています。
で、正直、『うちの車』がタイムを出せばよく、『私が』と言うところは二の次でした。なので、割とタイムアタック職人の方がタイム出しの受付をしていた時、渡りに船、とばかりにお願いしました。
実際、タイムアタックイベントなどでは、有名なショップさんが、プロドライバーと契約して、タイム出しをしてもらうことは一般的です。
まぁ、自分の仮想ベストが1分4秒8なので、3秒入れば御の字だろうなぁ、と思ってましたけど、3秒フラットって……唖然を通り越して乾いた笑いが出ましたよ……。
もう一つの目標
有頂天になって、すっかり忘れてましたが、割と車(特にタイムアタック車)って深くて、よく曲がる車の方がタイムは出やすいです。ですが、よく曲がる車はスピンせずに走らせることが難しく、相応の技量が必要となります。プロはタイムを出す時、このような車を好む傾向がありますが、素人がこのような車を乗った場合、1周まともに走れず、どこかでスピンする、と言うのは大げさな話ではなく、実際にある話です。実際、私の車は一度、セッティングをミスって極端に曲がる車になった結果、まともに1周できずに苦労した経験があります。
なので、プロやそれに実力が近い職人の方が出したタイムは、もちろん性能指標としては有効なのですが、プロしか走れない、素人が乗ってもまともに走れない車は私の理想ではなく、お世話になってるタイヤ館石神井さんでも、お客さんはプロではなく、フツーの運転手です(まぁ、そもそもタイヤ館と言う性質上、サーキットに行ったこともない人の方が多いと思います。タイヤ館石神井自体が、サーキットに行ける車も作れる、特殊なタイヤ館、と思ったほうが良いかと)
ですので、性能指標としては1分3秒071は立派な数字です。
ですが、それはあくまでプロに近い技量を持った職人さんが出したタイムであって、最終的には素人でも乗りやすくタイムが出しやすい、それでいて乗って楽しい車、と言うのがタイヤ館石神井さんの目指すところであり、私の理想でもあります。
と言うわけで、今度は私がタイム出しをしなければならない番です。
でも、先は長いなぁ……せめて3秒台ぐらいは何とか出したいですけど、どうでしょうねぇ……。