先月、先々月に書いたものの三月め。
個人的には「典型防衛」と括るような編成には変化が無かったように感じているので、話題を厚めにします。
【⭐】D2イオリD3シュン
【📈】D4イオリ
【⭐】3タンク防衛
【⭐】D2クロコD3シュン両端タンク(「ヘリネ防衛」)
【📉】シュン見せ
話題
1. ホシノ見せ
2. ホシノ抜き2タンク(マリナレイサ)
3. 水着ハスミ防衛
4. 固有4
予防線。あくまでメモ。また、防衛は所属するグループの影響がとてもとて~も大きいことに留意。また、自分で握っていないものも含みます。
【⭐】D2イオリD3シュン


S9不動の筆頭典型防衛
「テンプレ防衛」、「イオパチ防衛」、「シュンイオリ」
編成難度が低いのに勝ち筋明確。対抗戦が面倒ないし必要以上にリソース割かないならこれで
ただし、防衛ローテーションをすれば相手する側から見た厄介度が全然違ってくるので、可能な限り行いたい
【📈】D4イオリ


基本的には「D2イオリD3シュン」との防衛ローテーションが前提(D2イオリのいわゆる「裏択」)
例えば、単純にD4ホシノを決め撃ちような配置をカウンターしやすい
比較的容易にD4直殴りを受けるなど、単体として見る場合やや問題のある並びとされている
とはいえ、直殴りが成立したからといってイコール攻撃側勝ちとならない程度の事故らせ力はあり、そもそも所属卓に有利配置を使ってくる人がいなければイオリが大通しになりやすい
編成単体としては大きなキズありということで先月までは載せていなかったけれど、イオリ位置ローテーションはやられると実践的に嫌で、その主要ピースとなるD4イオリを載せないのも何だかということで掲載
【⭐】3タンク防衛(TTTA / TATT)


イオリを使わない場合の筆頭防衛その1
対抗戦を好む先生は傾向としてイオリの性能を好まないため、イオリ抜きのこうした編成が重視されることが多い [独自研究]
マリナ・レイサ・ホシノのEXは後衛にタッチしうるうえに、その火力と絡め手(CCや被回復ダウン)でSPやクロコと合わせて普通にタンクも突破するため、(クロコ以外の)アタッカー不採用ながら火力不足とはあまり指摘されない
SPは対抗戦が好きな人の間ではサキが特に好まれる印象
見せるタンクは諸説あり。マリナで丸いとされることが多いと思うが、ホシノやレイサの有力主張も根強い。
【⭐】D2クロコD3シュン両端タンク(「ヘリネ防衛」)

イオリを使わない場合の筆頭防衛その2
通称「ヘリネ防衛」として一世を風靡したが、現在はSP水着アヤネ以外でも成立するとされており、爆発範囲など他のSPとされることも多い
今回の期間としては、D4ホシノの部分に他タンク(レイサ筆頭)を採用したホシノ不採用2タンクバリエが一部で評価されていたように見えた。ホシノ不採用2タンクについては後の項で補足
【📉】シュン見せ

タンク見せ、クロコ見せと比較して少なくとも人気面では低調
編成としてタンク見せやクロコ見せと比較して大きく劣る点があるかと言われるとそうでもない、はず、だけれど
並びはこんなにも美しいのに……
話題
1. ホシノ見せ

今期間では、ホシノ見せの試みがたびたび見られた(画像は一例)
主要な狙いは、① スキル順次第で呼ぶ主要な下側貫通アタッカー(イオリ、水着ワカモ)を返り討ちにできる、② あえてイオリを呼んで編成全体で勝つ(SPサキ採用やD4にチアコトリを起用するなど)、といった点か
2. ホシノ抜き2タンク(マリナレイサ)



先月は画像上段の並びを「実践的に勝てる」として紹介していたが、1-3タンクのような飛び道具的な配置だけでなく、前述したように両端タンクでもマリナレイサが一部で評価されるようなことも見られた(画像中段)
また、同じ括りに入れるのが適当かはさておいて、正月ムツキ防衛もマリナレイサ2タンクとされることが多い(画像下段)
ホシノが評価を落としていると言うよりかは、レイサの再評価という面の方が大きそう
レイサはホシノとはかなり性格が違うタンクなので、単純にホシノとローテーションする考え方もあり。実際、ホシノの部分にレイサが入っていると有利の濃さが大きく変わる攻撃編成は存在している
3. 水着ハスミ防衛

今回の期間、フェス前限定として、パワーのある貫通扇状範囲EXを持つ遮蔽750の水着ハスミが実装された。対抗戦向けの性質を持つためか、一部で熱心に研究されている
画像は比較的広く試されていた並び。(力うどん先生発。オリジナルはSP水着ヒナタ)
謝辞:画像は池倉マリナへの愛情bot先生に頂きました。感謝🙏
4. 固有4
4.5周年アプデにより固有武器T4が解放された。一部では「ほとんどの人には関係ない」と叫ばれているけれど、実際はどうか。
戦術対抗戦では、影響が大きい具体的なシチュエーションが存在する。
レイサ→イオリへのEXを考える。イオリ防御力は319(SPナギサ)想定。レイサは概ね、T10T10T10, WBなし, 絆30、SPは水着シロコ・水着アヤネというような想定。
分割率33.33%(3HITのうち1HIT)のダメージはだいたい以下のような感じ。条件で数字はいくらでも変わるのでざっくりと。
固有2 … 非会心: 29000~35000程度、会心: 54000~64000程度
固有3 … 非会心: 32000~38000程度、会心: 59000~70000程度
固有4 … 非会心: 34000~40000程度、会心: 63000~75000程度
対する今回のイオリのHPは61000程度。つまり、固有4であれば会心1HITで確定が取れるようになった。
というわけで、数値は高いほうが良いという一般論以外にも、具体的なシチュエーションとして少なくとも今回のひとつが影響が大きい例として存在する。自分はとりあえずこれに気付いたけれど、おそらく他にもあると思う。
固有4にポジティブな態度を取ろうとネガティブな態度を取ろうと個人次第だと思うんだけど、たびたび見かける「ほとんどの人に関係ない」論は(擁護したい気持ちはわかるけど)さすがにちょっと無理があると思っていて、少なくとも対抗戦では、固有4が関係ないとは誠実であろうとすれば言えないなという感じ。(もちろん、実際に固有4にするか/勧めるかはまた別の話)
長くなったのでこのあたりで雑に〆。
シーズンも折り返しですが、オブラートに包めば刺激が足りない、率直に言えばちょっと飽きているので何かあってほしいこの頃です。
来月も続くかは不明。