ノートアプリと向き合い過ぎてInkdropからObsidianへの移行を検討中

Daiki
·
公開:2024/12/19

どのノートアプリも素晴し過ぎて選ぶのが楽しい!!

つい最近こんな投稿をした。

この記事では、Inkdropを利用したノート管理方法についてまとめた。なぜなら、最近ノート管理方法を切り替えたから。

「タグでノートを管理する」方法に変更してから以前少しだけ触れたことがあるObsidianにもう一度注目するようになった。

注目理由は

  • Googleドライブをデータ保管庫として利用出来そう?!

    • そうなると現在契約しているGoogle One 2TBの料金のみ!

  • Obsidianもプラグインで拡張すればいろいろ出来るが基本的にノート管理に特化しているのでノイズが少なそう。

Obsidianについて

上記公式サイトから特徴を引用する。

ローカルにファイルを保存する

Your thoughts are yours.

Obsidian stores notes on your device, so you can access them quickly, even offline. No one else can read them, not even us.

なんだかんだローカルだけでデータを管理出来るのは嬉しい。サクサク動作するのもローカルだからかも。

Your mind is unique.

With thousands of plugins and themes, you can shape Obsidian to fit your way of thinking.

プラグイン多過ぎる!!

まだ使い始めたばかりなのでVim系プラグインを一つだけ利用しているが、これらプラグインを活用して便利にしていきたい。

料金比較

主にWindowsとAndroidで利用している。

Obsidianは、複数端末でデータを同期するために公式のプランが用意されている。

データのセキュリティに関しては暗号化によりプライバシーを保護しているようだ。

All your notes, on all your devices.

The simple and secure way to synchronize your Obsidian notes across any device and OS.

詳しくは公式サイトの説明が分かりやすい。

公式サイトの料金面で現在利用しているInkdropと比較すると、2024年12月19日木曜日現在こんな感じ。

Inkdrop

https://www.inkdrop.app/pricing/

https://www.inkdrop.app/pricing/

Obsidian

https://obsidian.md/sync#pricing

https://obsidian.md/sync#pricing

Obsidianは年間請求の月々の支払い料金が書かれている。

8ドルの12ヶ月なので96ドル。

ちなみに、私のノートでは画像データもそこそこ利用しているので1GBストレージの4ドルでは足りないと思い8ドルのSync Plusで比較。

30GBストレージでも充分なのでこの比較だとまだObsidianに移行する気にはならなかった。

データの保存方法あれこれを調査した

現在利用しているInkdropでは、CouchDB互換のみサポートしている。

Can I sync my data with DropBox, GoogleDrive, etc?

No. You can only sync your data with a server compatible with CouchDB. Read the documentation to learn how to set up your own sync server.

We’re delivering stable smooth experience to our users. That’s why we don’t want to defocus on support of different platforms.

逆にCouchDB互換であれば自分で用意したサーバーでデータ管理出来る。

良き良き。

私の場合はデータ管理を公式に丸投げ状態。

オフラインでも利用出来るようだ。

対してObsidianは様々なデータ同期手段がある。私が観測しているデータ保存方法は

  • Git

  • Googleドライブ

  • iCloud

  • Syncthing

たぶん他にもある。

そもそもローカルでMarkdownファイルで管理出来るので、そのデータをどこに置くかの違いだと思ってる。

この中でSyncthingはまだ試していない。

iCloudは利用していない。iPhoneからPixelへ移行したタイミングでiCloudからGoogle Oneへ移行した。少々長いがその時の様子を投稿している。

Git管理も少し調べたが、モバイル側でデータの同期失敗やコンフリクトが多いらしく試していない。

私はGoogle One 2TBを利用中で容量にも余裕がある。今は300GBぐらいしか利用していない。

ということでGoogleドライブで管理する方法で現在利用し始めている。

WindowsでObsidianのデータをGoogleドライブに保存する

パソコン版Googleドライブという名称で説明がある。

パソコン版ドライブのメリットが説明されている。

パソコン版ドライブを使用すると、以下が可能となります。

注目ポイントは

パソコンから Google ドライブへのフォルダの同期。

上記サイトからパソコン版Googleドライブをインストールした後、Obsidianの保管庫をパソコン版GoogleドライブにマウントしてあるGドライブ内に設定した。私の場合はG:\マイドライブ\ObsidianSyncフォルダに設定。

これで終わり。

Obsidianでフォルダやノートを作成したり、削除したり、更新したりすると都度Googleドライブに同期される。何も難しい設定をしたり、外部プラグインを利用したりせず...

私は上記の方法でWindowsのセットアップを完了したが、Gドライブ内に保管庫を作成するのではなく、Windowsのローカルに作成した保管庫をGoogleドライブにバックアップする方法もある。Googleドライブを軸とするか、Windowsのローカルフォルダを軸とするかの違いだと解釈し前者を選択した。

AndroidでGoogleドライブのデータと同期する

iOS端末だと難しいらしいが、AndroidはやはりGoogleサービスを利用しやすい。

Autosync for Google Driveというアプリを利用した。

私がAndroid端末でどのように同期しているか

Autosync for Google Driveはインストールしてセットアップ済みとする。

  1. Autosync for Google Driveアプリを開く。

  2. 手動で同期する。無料版だと広告が発生する。

  3. 同期後にObsidianアプリを開くと最新状態でノートを展開出来る。

開発元のMetaCtrlではGoogleドライブ以外にも同じようなアプリを公開している。

このAutosync for Google Driveはこの手のアプリでは老舗で評判も良さそうなので利用してみた。アプリ内広告を削除するには課金する必要がある。無料版で様子見して良さそうであれば課金しようと思う。

また、バックグラウンド実行を許可すれば定期的に同期するらしい。私は、端末のバッテリー消耗を考慮して手動同期にしている。今のところ手動同期に不満は無い。

使い方は公式にユーザーガイドがある。

今はこの構成でWindowsとAndroidでObsidianを利用している。

移行を検討し始めた理由

家族が増える予定があり、妻と身の周りのサブスクを整理し始めたから。

他のサブスクでいうと、妻のアマプラを解約して私のアマプラでプライムビデオや買い物をすることにしたり、ゲームの定期サブスクを解約したり、レンタルサーバーを解約してCloudflareを利用し始めたりなど...

その流れでInkdropのサブスクに関しても話し合った。

家族が増えるため新車も購入した。遂に!

最初はObsidian Syncの存在しか知らなかったため、Inkdropより少し安いだけだしInkdrop継続しようかなぁと思っていた。

が、Googleドライブを利用出来ると知り、更にセットアップも簡単に終わったため前向きに移行を検討している。

Obsidianはノート同士を繋ぐことが出来る。まだ全然使いこなせていないのでこれからだ。

@daiki48
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