まとめ その34 (#320~#330)

pixiv Sketch(ピクスケ)に「pixiv今日のお題」という日替わりのお絵描き課題があって、これを以下のマイルールで描き続けています。
Sketchドローでスマホに指で描く
版権縛り。被らないネタで大喜利。テキストで補足しない
出題日内に描く。目標1時間前後
ピクスケの投稿では何を描いたかを明記していないのでここで「こたえ」を公開していきます。気になった人はチェックしてね!
5月21日のお題「手を振る」
#320:ヒカリ超一郎、星川ムツミ、ウルトラマンジョーニアス (ザ☆ウルトラマン/1979/TVアニメ)

だれもがしっている
日付:2024年5月21日 [185] 制作時間:62分 (19)
ウルトラのせんし
これどう聞いても「誰もが 知ってる」なのにOPの歌詞表示は「だれもが しって『い』る」になっている。誤植?さて、5月21日のお題も毎年変わって『い』る。2022年は「探偵」、2023年が「キャラメル」そして今年は「手を振る」である。
毎朝起きるとピクスケアプリで「今日のお題」フレームを見て、リドロー、下書きレイヤーを追加してお題番号を書いて一旦保存。その時点で描かれているお題絵を軽くチェックするのが習慣になっている。このときにかぶりネタを確認するのだが、今日は思わず「やられた!」と言ってしまった。「ヤマトよ永遠に」ネタを先に描かれてしまっていたのである。構成でなんとかする自信があればかぶり上等で描くのだけど、ちょっとこれは違う絵にできる気がしない。誰が描いてもだいたいこうなるわ。
同じヤマトでいうと、初代の「さようなら~必ず帰ってくるからな」のシーンがある。これはヤマトが太陽系を離れる時に、乗組員が地球の家族と最後の通信をする回。家族のいない古代進と沖田艦長は同じ境遇の者同士、艦長室から地球に手を振るのだ(方向逆だけどな)。つまり沖田艦長を描かないと成り立たないシーンなのだが、沖田さんはもう描いちゃったのでダメなのだ。
こうなると大変である。次のネタはPCE版ときメモのOPでしおりんが手を振りながらかけてくるシーンであるが、しおりんももう描いてる。ああ困った。
あとはウルトラマンで怪獣を倒したあとに主人公が「おーい」って走ってくるシーンとか?実写から起こすの?めんどくさ~い。あ。そういえばひとつだけアニメのウルトラマンあるわ!じゃあそれ。というわけで「ザ☆ウルトラマン」である。このアニメ、ガンダムの打ち切り決定後にスタッフを引き抜いて作ったという逸話があるんだよね。それだけに(?)このOPの出来はすごくって、特にジョーニアスがぬるぬる動く部分はかなり好きである。
「母の日」にも話題に挙げたくらいなので、サーシャはちょっと描いてみたかった。まあでもあの手を振るシーンは泣き顔なので、あんまり楽しい絵にはならない。ああそうか。「泣き顔」のお題の描き直しでワンチャン…。
2024年7月31日追記:
「泣き顔」では描かず、しかもヤマトに手を振るシーンでもない。エンディングのスターシャ・守と3人で並んでる絵もいいかなと思ったけど、ラストシーンでスターシャの元に帰るシーンにした。

5月22日のお題「チョーカー」
#321:カトリーヌ、香山リカ、ドールナイツ (スーパードール★リカちゃん/1998/TVアニメ)

太陽が西から昇っても
日付:2024年5月22日 [186] 制作時間:124分 (15)
アシタノキミになれ
「スーパードール★リカちゃん」のドールリカのCV、およびOP2主題歌「アシタノキミ」・ED4テーマ「その夢は何色?」は櫻井さんによる、という縁。お題絵ではもう描く機会はないと思っていた。なんで「チョーカー」かというと、カトリーヌが身に着けているのが「コーリングチョーカー」だから、である。リカが手首に着けているのは「コーリングリング」
じゃあカトリーヌだけ描けばいいんだけど、そうは問屋が卸さない。せめてリカを描かないと何の作品を描いたかわからない。カトリーヌが起動するのはドールイヅミなのでイヅミも描いたほうがいいだろう。ドールナイツ一人だけ?収まり悪くない?で、結局ドールナイツ全員、といういつものパターンである。
リカとカトリーヌを並べて変身前のドールナイツを前に配置という構図を考えた。カトリーヌはドールイヅミ側にくるように右側。今回の課題は、リカとカトリーヌ、コーリングアイテム、ドールナイツとなる。もう1時間やそこらでまったく収まる気がしない。
まずリカとカトリーヌはコーリングアイテムが見えるポーズにしないといけない。リカは左手を胸元まで上げる、カトリーヌは胸元の空いた衣装にする。そうするとリカもデフォルトの制服は変なのでOP2で着ているチュニックブラウスにする。コーリングアイテムは別レイヤーに重ねて、人物と違うタッチで描く。このほうが目立つはずである。
そして問題のドールナイツ。最初から小さく描くのが無理なのは分かっているので、まずは大きく描いて縮小して配置する、という手法をとった。これをするためにはドールナイツを描いてしまって、全レイヤーを統合しないといけない。統合してしまうとレイヤー個別に手直しができなくなるのでドキドキである。
縮小すると線が細くなるので、ドールナイツを前面に置くのは遠近法としては逆である。だけど水彩などでぼかしたわけでもないのに、空気遠近法的な感じに見えるのは不思議な感じがする。
パッと見大したことないように見えて、これに120分超?と思うんだけど、よ~くみるとドールナイツすごい描いてある!という絵。「チョーカー」だけに自分の首を絞める私。なんか最近タイトルに「★」の入った作品ばかり描いている気がする。
5月23日のお題「ほっぺにキス」
#322:クロービス、セリア姫 (ドラゴンバスター/1985/アーケードゲーム)

日付:2024年5月23日 [187] 制作時間:66分 (18)
サービスの最後はバニーガール姿
本当ならクラウンとセプターも描くべきだったが、ちょっと余裕がなかった。今回は「ドットは打たないけどドット絵風に描けるか?」が課題。最後に文字を入れでナムコフォントを描いている時に、やっぱり線画もオイルパステルで描けばよかったかも?と思ったが後の祭り。
このゲーム、クロービスとセリア姫のキービジュアルはあるにはあるのだが、これはおそらく1987年にFC版が発売されたときに描かれたもので、AC版とはずいぶんデザインが違う。AC当時のキービジュアルは、遠くから歩いてやってくるクロービスを、ドラゴンが眺めている美しいアートである。キャラクターの詳細は描かれていない。
クロービスがセプター(杖)を持ってセリア姫に会うと、ドラゴンにさらわれなくなり、クラウン(冠)を持っているとさらに「ほっぺにキス」をしてもらえる。セプターとクラウンを同時に持っているとセリア姫の姿がドレス(20:42~)→ミニスカート→ビキニと変わる。それ以降に同時に持っているとバニーガール姿になる。昭和的なサービス要素である。しかしこれ、セリア姫のドット絵は異常な出来だと思う。なにか執念的なものを感じる。まあ他にもドラゴンとか(1:25~)(笑)、腕とか剣とかが別パーツになっていて、重ね合わせでキャラクターを表示していたりとか見どころは色々ある。16x16ドットキャラによるマス目ゲームからの脱却期を代表する名作レトロゲームである。
もしクロービスやセリア姫をAC版の雰囲気のままキャラクター絵にするのなら、藤子不二雄キャラクター風にするのが合いそうな気がする。いつか挑戦してみたい。
5月24日のお題「タレ目」
#323:ダヨーン、六つ子 (おそ松くん/1988/TVアニメ)

こんなもんだよん
日付:2024年5月24日 [188] 制作時間:52分 (12)
だよーんだよーん
アニメ第二作ED「おそ松くん音頭」からである。六つ子はみてのとおりコピーで増やした。
最近のキャラクターの目は描き方がおおよそ定式化していて何目だかよくわからない。水野亜美が「タレ目」だっていわれても「へ~そうだったの?」という感じである。「タレ目」を主張したいなら、ダヨーンくらい極端な漫画表現をしてしかるべきだと思う。
「おそ松くん」はもう古典といっていい作品なので当然既知ではあるが、あまり思い入れがなく、アニメも熱心に見ていた記憶はない。せいぜい「おそ松くん音頭」を覚えていた程度である。
そんなわけだから「おそ松さん」に至っては見ていない。が、A応Pが歌う主題歌は好きだったので貼っておく。(アニメもう全然関係ないMV)
5月25日のお題「カエル」
#324:ピョン吉、貝塚ひろし、吉沢京子、五郎 (ど根性ガエル/1972/TVアニメ)

どっこい生きてる
日付:2024年5月25日 [189] 制作時間:59分 (30)
シャツの中
こういう絵がスパッと描ききれないのはまだまだだと思います。アニメですら1972年だったのか。子どものころむっちゃ見てたので参考動画みてるとあれもこれも描きたくなってくるのでやばい。
5月26日のお題「金髪」
#325:ウェンディ・モイラー・アンジェラ・ダーリング、ピーター・パン (ピーターパンの冒険/1989/TVアニメ)

ネバーランドへゴーゴー
日付:2024年5月26日 [190] 制作時間:83分 (20)
つれていってよ!
正直、ブロンドと「金髪」の違いは考慮していない。黄色指定の髪色ならまあよかろうという判断である。数ある「金髪」っぽいキャラから描きたいものを選んだ。
描きたかったのはウェンディよりもなかむらたかしデザインのピーター・パンの方である。この特徴的な顔とお姫様抱っこを描けるかどうかが課題であった。OPでは空の色はくるくると変わるんだけど、「金髪」とティンカー・ベルが映えるのはやっぱり夜だろうということでこの色を選択した。
まああとはゆうゆの歌う主題歌「もう一度ピーターパン」が好きだったというのはある。
5月27日のお題「仁王立ち」
#326:斉藤始 (さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち/1978/映画)

「慌てず急いで正確に」だ
日付:2024年5月27日 [191] 制作時間:48分 (14)
隊長、ありがとう。
「北斗の拳」にもなんかあったよね?扉か何かをおさえたまま立って絶命するようなシーン。バトルものの少年漫画にはありがちなんだけど、ググってもまったくヒットしないので、結局隊長にした。年始に4Kリマスター上映を観に行ったというのも理由としてあるかもしれない。
お題絵終盤になって、自身のお絵描きの原点になった「ヤマト」に戻ってくるというのはエモい流れだが、まだあと40枚もあるのであまり浸ってもいられない。久々に楽しくないシーンを描いてしまった。映画館ではこの辺のシーンからおじさんおばさんのすすり泣きが絶えなくなった。真田さんの「いけー!いかんかー!」から堰を切ったように。私はもうちょと後だったかな。
5月28日のお題「指差し」
#327:春風どれみ、藤原はづき、妹尾あいこ、瀬川おんぷ、飛鳥ももこ、春風ぽっぷ (おジャ魔女どれみ1620's/2024/25周年記念動画)

大きな声でピリカピリララ
日付:2024年5月28日 [192] 制作時間:204分 (18)
ハッピー! ラッキー! みんなにとーどけ!
最初は「がきデカ」を描くつもりだった。でもそんなお茶を濁そうなんて考えは自分で死刑にした。まあ普通は承太郎とか喪黒福造、推理もの作品の犯人当てシーンなんかが思いつく。私は何にしよう?「お題絵も終盤だから描きたいものを優先して描こう」という方針にしたがって行きついたのがおジャ魔女だった。
ちょうどいいタイミングで25周年記念新作動画に出会って、公式ダンスに「指差し」の振りがあるのを見逃さなかったのである(0:07~)。なのでまぎれもなく原作ネタであって、勝手創作ではないし、模写でもない。動画内でアニメキャラがダンスをするのは最後のサビの部分だけで、しかも2人ずつ入れ替わりなので全員が並んでダンスする絵はない(1:00~)。
「魔女」だの「魔法使い」だののお題ではネタカブリ回避のためパスしたので、ここで描かないともう描くタイミングがない。
ところがだ。お題絵1枚で6人も描くというのは前例がない。過去最高で5人。しかも全身を入れるというのはなかった。「おそ松くん」は全身だが、六つ子は完全なコピーで増やしているので実質ダヨーンと何松かの2人しか描いてない。ララベルを描いたときに「1人あたり30分くらいで描けそう」という概算をしたので、これをもとにすると背景抜きで180分という見積もりになる。過去最長制作時間も180分で、これは「竜とそばかすの姫」のベルだった。果たして最長記録を更新することになるのかどうか?
描き始める前に作戦を練る。同じ「指差し」ポーズを描いて全員を並べることは決めていたので、どの作業を省略できるか?動画を見ていると6人の体形・背格好は大差がない。したがって下書きと裏板の使いまわしはできそうだ。というわけで一人分下書きを描いてこれをコピーして残り5人分の下書きに修正していく。一番中間的なアウトラインだったのがおんぷだったので、おんぷ→はづき→あいこ→ももこ→どれみ→ぽっぷ、の順で描いていく。ぽっぷは髪の毛のカサが大きいので最後に描かないと色々面倒。おんぷの下書きの顔を描き変えるという手順だったので、キャラごとに差をつけやすく、結果描き分けはしやすかったと思う。さらにおんぷの下書きをもとに先に裏板を作っておく。そしてすべての線入れを済ませる。縮小する前提だったので線は太め。はづきのメガネだけは別。線画はコピーではないので手の線などは全員ばらばら、そのため「全部手描きしました」感は出たはず。服装が全員違うのでこうするしかなかったのだ。次に裏板を人数分コピーして下に敷いて、色を塗っていく。ぽっぷだけ肌の色が薄い。念のため線画をコピーでバックアップしたら、線画と裏板を統合する。最後に[選択]-[移動]を使って6人を配置していく。
どの工程もだいたい4人くらいやったら集中力が切れてしまう。ホント大変。その代わり、おジャ魔女における描き方のパターンがなんとなく理解できてくる。これは数をこなすことによる効果。一応言っておくと初めて描いてますからね、おジャ魔女。
最後にうるさくならない程度に背景を描いておしまい。ああ!なんとかできましたよ。全体としては落書きレベルクオリティだけど物量がえげつない。
動画からダンスモーションを6パターン抜いて、6人でパターン画にすることも考えたんだけど、ちょっと終わりが見えなかったのと、1枚に6人均等に収められない気がしたのでやめた。もう6人全員描いたので満足です。そして見事に最長制作時間更新。25周年おめでとうございます。
5月29日のお題「本」
#328:幼心の君(タミー・ストロナッハ)、バスチアン(バレット・オリバー) (ネバーエンディング・ストーリー/1984/映画)

私の名前を呼んで
日付:2024年5月29日 [193] 制作時間:93分 (14)
ムーンチャイルドー!!
「伝説は語る…イース」はもういい。「本」といえば「イースの本」なんだけど、もう描きたいキャラがないし、六神官描くのはさすがに面白くない。
では他に「本」が象徴的に使われる作品と言えば…。私が選んだのは「ネバーエンディング・ストーリー」である。原作者ともめるくらいなので映画の出来についてはここでは語るまい。主人公バスチアンが不思議な本を読み進め、物語の終盤で、本の登場人物「幼心の君」が探し求めていた「人間の子供」が自分だったということを確信するシーンである。
ここの演出は絶妙である。滅びゆく空想世界ファンタージエンを見上げる「幼心の君」が、ちょっと唇を噛んだあと、ふとこちらを見てカメラ目線になるシーン。ここでバスチアンは「ハッ」と現実世界にいる自分が見られていることに気づくのだ。ここではまだセリフはなくお互いの目線が合うだけ。この「まなざし」はバスチアンでなくてもドキッとするし、見ている観客も一緒にに引き込まれるのである。
このあと「幼心の君」は涙ながらにバスチアンに訴えるのだが、そこへつながる短いシーンでの、視線の移動、涙をこらえて唇を噛む仕草だったり、顔の角度、わずかな上目使いは、あざとすぎる絵としか言いようがない。
そういうわけで本日の課題は、この「まなざし」である。なので今日は目の描き込みが異常で、これを見てドキッとした人がいたらもう大成功である。狙って絵を見ている人と目線が合うように描いた。もうひとつは下書き線をそのまま線画に使うこと。「幼心の君」は線入れをせず、下書きを色調補正で濃い肌の色にし、一部濃い色でハイライト線を描き足した。着色は裏板をつくってから水彩で塗った。対比的にバスチアンはいつもどおりハッキリした調子で線入れ、着色して現実世界感を出そうとしたのだが、試しに線画を非表示にしてみたらなんかいい感じだったので線画なしにした。
背景に関しては劇中の『「はてしない物語」の「本」』の表紙を模している。本当は中央に「アウリン」を描きたくて、「幼心の君」もややセンターを外して配置しているのだが、結局描けなかった。構成って難しい。
5月30日のお題「少年」
#329:金田正太郎 (太陽の使者 鉄人28号/1980/TVアニメ)

28分で描けたらよかったのに
日付:2024年5月30日 [194] 制作時間:39分 (14)
正義は燃え立つ太陽の使者!
ジャイアントロボといい鉄人といい、なぜか操縦者が「少年」探偵である。昔、江戸川乱歩の影響で流行っていたからかもしれない。そういうわけで「一」のつかないほうの金田「少年」である。しかも「太陽の使者~」では少年探偵からICPOのメンバーに変更されている。まあ「事件簿」じゃなくても「少年ジェット」「狼少年ケン」「少年アシベ」に「20世紀少年」とか、色々ありますわな。「子供」のお題もそうだけどメジャー勢は碇シンジとか持ってきそう。
今回の課題は「28分で描く」こと。いや、冗談ではなく本気で狙ってた。クオリティを落とせば20~30分あれば1枚描けることは分かっていたからだ。うまくいったらVコン(ヴィジョンコントローラー)背面の「28」で制作時間を示すつもりだった。残念ながら、全力で省略したにもかかわらず11分オーバー。背景の鉄人を描かなければいい線いってたかもしれない。描いているうちに「ブーツ」のときのマーベットさんの構図に似てるかも?と思ったのもあって、鉄人は巨大感が出る&省略できることを理由にいっぱいに見切れるように描いた。4色塗りつぶし+5本の線で鉄人に見えるってすごくね?でもあかんかった。おそらく敗因は下書きで、似せて描こうとする場合、元絵の解析・再構築をするのに意外に時間がかかっていると思われる。
このアニメの主題歌はイントロが超絶カッコいい。あと鉄人の吠え声の「ガオー」もすごく好きな感じのSEにアレンジされている。FXはミリしらです。
5月31日のお題「キャンディ」
#330:渡メルモ (ふしぎなメルモ/1971/TVアニメ)

あかいキャンディー あおいキャンディー しってるかい
日付:2024年5月31日 [195] 制作時間:65分 (20)
ゆめみてた ふしぎな世界へ
手塚プロ公式チャンネルにリニューアル版があるのは承知の上で、やっぱりこちらを貼っておく。OP主題歌はやはりこの声じゃないとしっくりこない。
このOPは、冒頭からミラクルキャンディーの瓶が出てくるまで約40秒もの連続するアニメがものすごい。年代的にたぶん再放送で見てると思うんだけど、女性キャラにドキッとさせられた原点のアニメだと思う。大人メルモがこっちに投げかける視線(0:29~)でドキッとしなかった男子なんていないはずだ。あえて言うと「エロい」のだ。
前日にむちゃくちゃ見て記憶に焼き付けたあと、朝起きて何も見ずにそらで描いてみたんだけど、やっぱり似ないなー。難しすぎる!
手塚先生の女性キャラの魅力は、大人メルモだったら唇とかまぶたのつやつや、体つきにあったりするし、子供メルモだったら小動物っぽい顔だったりすると思っている。正確に似せる必要はないんだけど、この雰囲気が出せないのはただただ力不足である。
「キャンディ」というお題に対していうと、キャンディス・ホワイト・アードレーは「泣き顔」のお題で描きました。もえたんのパステルいんくも手にペロペロキャンディー型のスティックを持ってましたね。実は最初の候補だったのは「MONSTER」。登場人物のヨハンが毒入りキャンディーで殺人を犯すからです。浦沢直樹先生作品は残りのお題のどこかで描けるといいなと思っています。
総括 (330/365+α 195日連続)
スマホ指描き練習のために、軽い気持ちで始めたお題絵描きも、残すところあと1カ月分。振り返ってみると、自分のスキの原点をたどる旅になってしまった感がある。全部が全部超絶推しというわけではないのだが、実際に絵にしてみると、自分が何に導かれてここまで来たのかがよくわかる。
果たしてあと1カ月分、まだネタが残っているのか?正念場を迎える。