いつのまにやら購入から2ヶ月近く経過していた。忘れないうちに購入直後に感じたこととの違いをメモしておく。
ABXYを含む全てのボタンがメカニカル
単純に押してて気持ち良い(キーボードもKinesis Contoured Keyboardを使っているくらいなので)
押下の感触と実際の入力状況がしっかり一致している(至極当然のことではあるけど、その当然が通用しなかったお高いコントローラーもあるので……)
カチカチ音は耳に入ってしまうが、そういうものだと慣れてしまえば大して気にならない。プレイ環境が密閉型ヘッドホン派なら殆ど気にならなくなりそう(なお、自分は5.1chスピーカーに囲まれてプレイする派なのでどうしてもカチカチ音は耳に入る)
改めて振り返ると、他のコントローラーでもジョイスティックを倒し切る等で少なからず音は生じていた。そういう音がこれまで気にならなかったくらいなので、メカニカルスイッチのカチカチ音が大して気にならないのも納得
View/Menuボタンの位置が妙
親指を伸ばすにしても人差し指を曲げるにしてもどうにも押し辛く感じる
M1/M2にView/Menuを割り当てたことで押し易さの問題は解消した。ただこれはこれで一般的な位置ではないので、Nintendo SwitchとSteam Deckを交互に使っていると若干混乱することはある
LT/RTのストローク量
LT/RTのアナログ入力を活かすゲームをプレイしたことが無く、これからも無さそう。深さの設定は2段階のうち浅い方に設定したままになりそう
浅い方でもストローク量は微妙にあるのは気になるけど、今のところこれで困ったことや引っ掛かりを覚えたことは無い
とはいえ、まだLT/RTを駆使するアクション性の高いゲームをプレイしていないので、後々不満が出てくる可能性はあるかも知れない
追加ボタンの使い心地
M1/M2はView/Menuを割り当てているのだけど、状況次第ではうっかり誤操作することが起きる。意識して指を伸ばさないと押さないだろうと思いきや、焦ってると気付かないうちに人差し指の側面辺りで押しちゃってるのか……?
M3/M4もView/Menuを割り当てている。こちらに関しては誤操作することは無かったが、意識して使うことも無かったので、これを活かす機会が出てくるのかは正直謎。別の機能を割り当てるにしても便利なものは無さそうだし……
M5/M6は左スティック/右スティックの感度半減を割り当てている(これは初期状態のまま)。誤操作しようがない配置だけど、じゃあM5/M6を押しながらスティック操作がし易いかというとそうでもないし、そもそも感度半減を使う機会自体が無い。強いて言えばマウス操作前提かつゲームパッド未対応のゲームをプレイする時には役に立つかも知れないけど、まだ実感したことはない(スティックでのカーソル移動速度の補正を高めておいて、ざっくり画面中を移動できるようにしつつ、細かいUIの操作が必要になったらM5/M6を使うという事は考えられる)
M5/M6の押し辛さを考えると、M3/M4を感度半減に割り当てて、M5/M6は存在しないものとして扱うのが落とし所かも知れない
グリップの境目にあるRGBライトの為の隙間
購入直後は握っていてこの隙間が気になる可能性について考えていたけど、実際のところは何も気にならなかった
有線
これに関しては購入直後と全く同じ感想のまま。プレイ中は気にならないけど、プレイの前後での取り回しの悪さは感じる
配線周りを綺麗に片付けるようになったのは想定外の効果ではある
長時間使い続けた場合
ゴム製でしっかりしてて手にフィットする。特に蒸れたりしないし汚れも付き辛い(SwitchのProコンは何故か直ぐに蒸れる上に手垢が付き易い)
本体の色は白にしたけど、汚れは全然目立たない。強いて言えば前面パネルの十字キーの左側は指が擦れる頻度が高いからか手垢が付くことがあるけど、そこ以外は全然無い
総合すると、物としては良かったけど、有線故の取り回しの悪さと価格から万人にはお薦めできない。これで無線対応かつXbox Elite Wireless Controller Seriesと同様のデジタル入力ヘアトリガーにできたら文句無しなのだけど……
という訳で理想のコントローラー探しの旅は一旦ここまでにしておく。今のものを使い倒して限界が近くなってきたら旅を再開しようかな。とはいえ、SwitchのProコンですら7年は酷使してまだなお現役なので、旅を再開する頃にはSteam Deck 4とかが出てそう。