他言語でやるFF15(導入編)

mmakiyama
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とりあえずまずは馴染みのあるドイツ語で始めてみることにした。

日本のアニメをドイツ語版にしたとき、高確率でクオリティが下がる分野がある。

それは「かわいい or 特徴のある声」。

ワンピースのチョッパーを筆頭に、クレヨンしんちゃん、ドラえもん、いままで様々な「これじゃない」を体験してきた。

よって今回まず懸念というか違和感を覚悟してたのは、旅の仲間でお調子者ポジのプロンプトと、主人公たちをサポートしてくれる整備士の女の子・シドニーの声。ふたりとも少しキャッチーで、楽しそうで、パーンと通る高めの声である。

開始10分でシドニーがいるハンマーヘッドという場所に行くので、そこですべてが分かる。

ハンマーヘッドに行くまでは日本語でプレイしてたので、出会いのムービーまでは日本語。シドニー、自立した頼もしさと、ちょっとボーイッシュなところと、女性としての愛らしさのバランスが絶妙なかわいい声である。

ムービーが終わってから、早速シドニーに話しかけてみる。なんて言ってたかは忘れたが、思ったこと。

たぶんこのシドニー、常習的に強い酒を飲んでいる。

めちゃくちゃ声低くてちょっとガサガサしてる。悪役とかだったらかなりしっくりくる。あれだ、真っ白な顔に目元と口元に真っ黒なメイクしてるやつ。ヒロインを呪うやつ。マレフィセントとか、ベラトリックス・レストレンジとか、そういうやつのトーンだった。

プロンプトは、うーーーん、なんか若干ダミ声だけど、まあなんとか許せた。問題はシドニー。

一旦冷静になるために最初のクエストに赴く。途中でみんなが喋り始めた。グラディオ、違和感なし。ノクティス、違和感なし。

イグニス、あまりにもしっくり来すぎている。イグニスは完全にドイツ人とマッチしている。

そんなわけで仲間はとりあえず慣れてきた。クエストが終わってから、依頼者のシドニーから電話が来る。やはり低くガサついている。

ただ、なんとなく「ガサついてるシドニー」を受け入れ始めてる自分がいる。たしかに整備士としてハードな仕事をこなし続けているだろうシドニーなら、こんな感じでもいいのかもしれない。むしろ、それくらいのほうが普通なのかもしれない。

ということで、他言語で始めたFF15、楽しめそうです。

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