午前中にレントゲンに呼ばれて撮りに行く。肺の状態が問題ないとのことで、お昼前にドレーンを抜去することになる。やったー!ついに。ドレーンを挿入するときと同じように局所麻酔をしての処置になったが、痛みはそれほどでもなくてよかった。どうやって胸腔に空気が入らないようにドレーンを抜くのか疑問だったが、息を吐いて止めた状態で引き抜かれた。ドレーンがない状態が久々なのと、昨日の夜から出ている皮下気腫もあってか胸のあたりにだいぶ違和感を感じる。確認のため、午後にもう一度レントゲンを撮りましょうということになる。
昼食後、ドレーンバックを引き連れる必要もなくなったので足取り軽くレントゲンを撮りに行く。15時半ごろに担当医の方がやってくる。退院の話かな?と思いきや、どうやら肺が再度しぼんでいるのでドレーンを再度入れますということと、加えて後日手術になると思いますとのことだった。クランプテストでは問題なかったのにどうして。。とにかく退院できる気満々でいたのでつらい。
まじかぁーと思いながら処置同意書に記入した後、16時ごろ病棟の処置室で再びドレーンを挿入することに。処置前の話ではそれまでドレーンが入っていた穴を使うので痛みは最初ほどではないと聞いていたが、あばら骨を隔てた1つ下に新しい穴を開けて挿入することになった。再びあの痛みをこらえてドレーンが入る。穴を開けるときの痛みは前回よりもましだった気がするが、処置後の痛みが前の場所よりも強くてなるべく動きたくない。夕食後に服用したロキソプロフェンが効いているのか、今は痛みが落ち着いてきている。
ドレーンを抜去した約6時間後に再びドレーンを挿入されることになるのは想定外だった。経過は順調と思っていたのが後戻りしてしまったのと、再度のドレーン挿入、手術する予定であることがいっぺんに来て精神的にもすり減った一日だった。ドレーン挿入が終わった後の処置室で医師の方々が手術に向けて話し合っているのを聞いて、多くの人がこの病気の治療を考えてくれていることを実感した。手術日はまだ相談中とのこと。改めて自分も頑張ろうと思う。
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