ゲーム。
全く関係ないが、最近気付いた。outer wildsの創設メンバーは、宇宙で会う飛行士のうちだとfeldsperだけであること。gabbro、riebeck、chertなどはfeldsperにとっては後輩なんだな……。feldsparが英雄であるわけだ。
8
今日はあまり頭が働かない日なので、目標を立てずにのんびりやる。……と、はじめは思っていたが、最終的にものすごく頭を使うことになった。
引き続き、リールで見た隠しエリア探しに出発。今回は低地にあると思われる水路を探す。

ぱっと見は分かりにくいが、地図の場所通りに確かにあった。これはいい隠し方だ。一見入り方が分からなかったが、行ってみたらHeartian一人が悠々と通れる幅の柵だった。安全的にどうなんだろう。
中は、前と同様のリール廃棄所だった。ちょっと小規模だが、またも残骸が積もっている。
前と同じ仕掛け(閉じ込められる)で新しいリールも置いてあったので、難なく回収。スキャンする機械も置いてあったが、試しにリールを設置しても何も起きなかった。ランタンは形が合わなくて設置できなかったし。何に使うんだろう。

リールを確認する。エコーひとつの表紙だ。
流れ者は、ワープオブジェがそばにある建物へ。他の人と荷物を受け渡しする。受け取った人は他の流れ者と列になって歩いていき、一つの建物に入っていく。この建物は以前に見た、覆われた森にある音楽がする建物だ。
建物内に着くと、流れ者は暖炉に飛び込み、その奥の隠し通路へ。
暖炉を通行している部分、びっくりしすぎて「嘘!?」って言っちゃった。嘘ではないらしい。隠し通路だ。祭場からの移転後は夢(仮説)だから、炎ダメージも食らわないのかもしれない。
崖エリアを探索。
いつだか「崖エリアの左手から中央を見たときに、行っていないリール燃やし所がある」みたいな日記を残した気がするが、よく見たら既に行ったことがある場所だった。うっかりうっかり。ということは、左・中央の探索はもう済んだ……ということになる。本当に……? 多分。
崖エリアの右側へ。まだ自分の調査率を疑っているので、崖エリア中央に続くような洞窟がないかを探索し直す。

端に、未調査の建物があった。開かない扉があることを忘れていた。気になるので入口を探してみる。
床にいくつか穴が開いているが、どれも小さな穴で、入れそうな隙間はない。(スクショの感じ、宇宙服がなければ入れるサイズだったりする?)スカウトを発射すると、床下の扉の鍵がスカウトの光に反応してぐるぐるしているのが見えた。別の床下にはリールが置いてあるのも見えた。あれを手に取るために中に入れるはずだ。
ふとひらめいた。連写してタイミングを見計らい、スカウトを消す。すると、明かりの扉が開いた。冴えてる! 開かない扉は「操作盤が向こう側についている」ということに、この時初めて気付いた。今更すぎる。入れたからいいです。
無事にリールを回収できた。見たことのない表紙だ。別の通路には、祭壇で流れ者が寝ているような背もたれが一つ置いてあった。祭壇の予備かな。

リールを見る。見たことのない表紙だと思ったが、そもそも表紙がなかった。
二本立っている柱の片方が光り、エラーのような表示が出る映像。航海日誌曰く「外殻の裂け目」「流れ者の側面に穴を開けた爆発」の映像らしい。流れ者の、側面……?
地道ながら進歩が増えた2ループ目。
新しい謎「流れ者の外殻」がどこか。気になるので調査する。

流れ者に突入する前のクローキング状態は、どの角度から見ても解かれないままだった。外殻=星の外側、という意味ではないのかな。諦めて突入すると、いつもと違う侵入ハッチに到着した。
ゲーム終了後にスクショをよ~く見比べたところ、リールの「外殻」が、最初に来るところ(侵入ハッチ)なのは間違いなさそうだ。
低地の祭壇から覆われた森へ。暖炉に飛び込めとリールから言われたので、特攻する。
流れ者をストーカーする。そろそろ暗闇にも慣れてきた。前に地下への階段だと思った場所は、建物へと続く正規の道順の一つのようだ。
流れ者の後姿は、背が人間の等身に近いこともあってか、妙に現実味があってぞわぞわする。

ストーカーは何事もなくうまくいった。後ろに付かず離れずでいれば、明かりを浴びて見つかることはない。思いのほか楽だ。
音楽の流れる建物にたどり着く。流れ者は正面玄関に入っていった。他の出入り口は見た限りなさそうだったので、自分も同じく正面からお邪魔する。奇妙な音楽が大きく聞こえる。
室内は階段を上がってすぐに暖炉が見えた。飛び込もうとしたが、段差か何かに引っ掛かったのか、進めなかった。そうこうしているうちに動けなくなる。捕まった。

火を吹き消される。
も、戻された。ひえ~~~~~。びっくりした~。咄嗟に撮ったスクショだったが、背景をよく見たら、他の流れ者もわらわらと目を光らせている。怖い。
怖いが、害意は想像していたよりも感じなかった。追い出されはしたが。アンコウとは違うっていうか……。DLCにおける悪役だと思っていたけど、「出ていけ」で済むあたり、悪役とかそういう感じではないのかもしれない。
そわそわしながら星明かりの入り江へ向かうが、何かする前に時間切れになった。
3ループ目。
回を増すごとに着陸時の宇宙船の扱いが雑になっており、この度ついに衝突着陸をして故障させた。久々の故障表示だ。修理も放っておく。一度着陸したら、このループ中はもう乗らないから……。
宇宙船は置いといて、再度星明かりの入り江へ。

封印されていた通路は、あっさりと飛び越えられた。あの祠の封印を解いたのか!?
道なりに進んでいると、突如警光灯が光る。まずい、と明かりを消す。

何のことはない、一方通行を見張っているだけの見張りだった。通り過ぎれば明かりを点けても怖くない。
先には船着き場があった。以前にリールで見た、星明かりの入り江を消灯するための隠し通路だ。リールのスクショを見返しながら、必要な手順を踏む。困ることもなく目的地へ。
操作オブジェクトが置いてあり、喜び勇んで消灯した。悲鳴のような音が聞こえる。ん?

当然ながら、消灯すると一帯は真っ暗になる。なんとろうそくの再点火もできない。暗いよ~。でも今なら、警光灯が点かずに中央の階段に行けるはずだ。
道を確認しながら向かう。まもなくランタンにあかあかと照らされたのは流れ者だった。慌てて退却したが、今度は別の流れ者に捕まる。あっという間にランタンを吹き消された。
なるほどね…………。消灯すると流れ者にばれて、みんな出てくる。その後は暗闇を隠れながら行けということだ。理解した。ここからひたすら暗闇チャレンジをくり返す時間になる。

途中でひとつ気付いたこと。うとうとだけでなく、「次のループまで瞑想」でもランタンが点る。
一通り暗闇チャレンジを終えて、いったん休憩するか……と瞑想したところ、ランタンが点ってちょっとウケてしまった。火が点いたからにはやるか~~~、で再び特攻した。負けた。
この操作は焚火に背を向けていても同様。祭場内ならどこでも有効なのかもしれない。
4ループ目。
暗闇チャレンジ研究の成果。明かりを点けていると、流れ者の目を引いてしまう。一度見つかってもすぐ離れれば逃げられるが、一本道だと厳しい。
倉林は考えた。ランタンを使わなければいい。作戦1:道を覚えて、明かりを消したまま特攻する。

まずは町を消灯する前に、道を覚えて回る。まだ行けていない上階をよく見たら、ちらほらと流れ者の影が見えた。彼らは最初からいたのだ。なんてことだ。
椅子や楽器など、流れ者アイテムが置いてある箇所がいくつかある。これは消灯後にここで流れ者が見張りますよ、の印ではないかと仮説を立てた。しかし、最後の橋に続く一本道にも流れ者アイテムが置いてあり、見ないことにした。
作戦結果:失敗。道を覚えて向かうところまでは成功したが、橋に向かう唯一の道は、どうも流れ者が絶対に張っている気がする。明かりを使えば当然見つかるし、明かりを使わなくてもあれなら、そもそも通れないのではないか? 仮に「流れ者に接触してアウト」だったのなら、接触しない角度・別の道を考えてみるべきか。

作戦2:ショートカット。この欄干の下には目的地の橋があり、直接降り立つことが出来れば、大幅なルート短縮ができる。
作戦結果:失敗。まず消灯前に試してみたが、死んだ。飛び降りるには高すぎるらしい。そういえば、夢(仮)の中で物理的に死んだのって初めてかもしれない。
途中、「恐怖緩和がオンだと大幅に難易度が下がる」というレビューを思い出し、試しにやってみるか~とオンにした。が、何も変化は感じなかった。そのまま今もつけっぱだ。後で戻そう。
5ループ目。
もはや暗闇に慣れてきたので、気分転換がてら覆われた森へ。再び特攻する。

探索していたら、他の道を見つけた。単なるショートカットっぽい。
「流れ者をストーカーし、建物に飛び込む」を行う。建物に飛び込んでから流れ者に捕まるまで、意外と猶予がある気がする。明らかに目が合っているのに飛んでこない流れ者もいた、気がする。やりようか、もしくは捕獲はカットイン扱いなのか……? 通路は暖炉の他にもあったが、飛び込むなり見張りに捕まった。
入り江の消灯後は、この森側も消灯されているんだろうか。見えなかったら見えなかったで、純粋に難易度が上がるんだけど、手としては覚えておいていいかもしれない。
リベンジする前に、祭場の水没で追い出された。仕方なく入り江へ戻る。
消灯するためには、船の途中でワープオブジェを起動することになる。ワープせずに船に乗ったままならどこに着くのか、気になって試した。

到着したのはぼろい廃墟だった。消灯をほのめかすリールにも映っていた場所だ。この黒さと荒れようは、おそらく燃やされた後だ。元々はリール置き場か何かだったんだろうか。

リールで見た通りの謎の機械もあったが、特に動かなかった。壊れているのかな。この形は望遠鏡な気がするが、どうだったか。

観音開きの何かが置いてある。暗証番号の絵があることを期待して開けたが、中身は絵だった。紫の花が銀河を吐いている。
花の根元にあるのって、流れ者の骨では? 前にリールで見た「宇宙の眼が流れ者にイメージを見せた」やつに似てる。これが、流れ者が宇宙の眼の屋敷を焼いた理由なんだろうか。思わせぶりな絵だ。流れ者が滅びることで宇宙が生まれるみたいな……。銀河の印象だけで言ったら、本編のエンディングと絡んでいるようにも思える。
付近には、宇宙の眼の物理シンボルも落ちていた。この燃えた廃墟に揃って残されているのは、何か関係があるんだろうか。もう顧みられない信仰のようだ。

ふとコマンドに気づいた。遺物を落とすことが出来る。落とす? 遺物を……? この命綱を……?
消してはいけないランタンを自分で落としてもいいんだろうか。でも、他の場所で落とすことは無理だったと思う(自信がない)。なぜここで落とせるんだろう。気になる。落とす。

特に何も起きなかった。なんだったんだ。
手元にこのランタンがないということは結局、ワープオブジェや、船の操縦桿もいじれないということだ。持っていないと行動範囲が狭まるし、あんまり意味はない気がする。だよね? 落としたまま、船に戻る。

え?
時間切れになった。え?
最後のは何? 見上げた母星は真っ黒に変色していた。何?
最後のは何なんだ? どこかでランタンを置いてみよう。手ぶらなら水に入れるだろうか。
流れ者の外殻の調査。どこかに故障個所がある。
覆われた森の暖炉、星明かりの入り江の再調査。どこまでやれるか。入り江のルートを変えてみるか。ランタンを置く操作と関係はあるか?
消灯後に、入り江以外でも消えるのかどうか。同期されるのではないか。
9
ランタン置きを試したくて仕方がなかった。やるぞやるぞやるぞ。
の前に、どうせ道順が近いので、「流れ者の外殻」を探索する。到着地点のどこかにあるはずだ。宇宙船でしばらくうろついてみる。

穴があった。せいぜいが人のサイズだ。思ったより小さくて見逃しかけたし、外殻自体の回転も結構速くて、生身だと中々追いつけなかった。宇宙船を置いて、中に入ってみる。

穴への着地に思い切り失敗して死にかけているが、気にしない。
扉と謎の施設があった。室内は焼けているように見え、扉以外の人工物はどれも機能していなかった。

扉の先は広い施設だった。扉とのぞき穴がついた部屋が三つ。それぞれに、種類が異なるランタンのマークが付いている。こちら側はどこも燃えていない。
他の部屋に生きている機構がいくつかあったので確認してみる。のぞき穴は中を覗けるだけのようだ。当然か。

映像の再生。
流れ者がランタンを持って小部屋に入り、眠る。ランタンが点く。小部屋の中央の仕掛けは焚火をともすもののようだ。
通常のランタンを持って小部屋に入り、眠る。ランタンは点かない。
持ち手だけのランタンって初めて見たかもしれない。これも何かが起きるだろうか。試そうと思っていたけど、忘れていた。いつか試そう。
この部屋にはリールがひとつあった。持ち出して投影機を探す。この施設は、崖エリアのリール置き場に続いていた。

リールを見る。ランタンが並ぶ表紙だ。
持ち手だけのランタンを持って眠る。明かりは点かない。
試作品みたいな丸いランタンを持って眠る。結果は同様か……と思いきや、続きのリールは焼けていた。
最後に、今使っているのと同じ型のランタンを持って眠る。点く。
流れ者は実験をしていたようだ。航海日誌いわく、眠った後に見るものは「幻影」らしい。夢説、遠からず。
流れ者は「眠ることで炎をともせるかどうか」の研究をしていたように見える。でも、何のために? なぜこのリールを焼いたのだろう。それも、成功例でなさそうな丸いランタンの研究記録を。何か不具合が起きたんだろうか。気になる……。
さて、崖エリアから手近な祭場へ。今更だが、この祭場から行けるエリアは「果てなき峡谷」というらしい。峡谷ね。
まず、どこでもランタンを落とせるのかどうかを確かめたかった。できた。落とす操作は、起伏の激しい坂などでなければ、どこでもできるようだ。

ランタンを中心とした一定範囲は通常の景色のままだが、そこから離れると青緑の風景になる。分かりやすい。まずは手ぶら状態で峡谷の建物に入ってみる。無人だ。
次に、地底湖へと移動した。手ぶらの状態なら警光灯の橋を通れるか、試したい。

橋は通れなかった。警光灯は相変わらず反応する。奥にあるものがワープ機構だと思っていたが、違うっぽい。あれはオブジェ生成や消灯の操作をするやつだ。
外れか~と周囲を見回すと、別の道に光る足場が見えた。

ランタンが手にある状態だと見えない足場らしい。エコー1の絵合わせのギミックをいじると、足場も上下した。ここは「目に見えない足場を操作する」絵合わせだったようだ。
橋の先にあるのは、消灯できるオブジェクトだった。消してみたが、何が変わったかは分からなかった。警光灯が消えたならさっきの橋も通れるかと思ったが、天井から光が降り注いでいるので、どちらにしろバレる。あの光はどこからきている光なんだろう。
2ループ目。
手ぶらという新しい手段を得たことには違いない。消灯してから突っ込むべく、星明かりの入り江へ。

手ぶらの状態だと、警戒すべきものが見える。道と、エレベーターと、警光灯、それから流れ者の姿。「干渉ができるもの」のくくりかな?
何にしろ道が分かりやすくて助かる。これなら特攻できる。

手ぶらの状態で見る流れ者は、足がない。幽霊みたいだ。現実では体が朽ちているんだし、実際幽霊なのかもしれない。
しかし、足がなくてもお邪魔虫としての機能は据え置きだった。横を慎重に通り抜けてみたものの、捕まった。

普通に殺されるんかい。
中央へ続く道に、動かず一人張っている。これではランタンがあろうがなかろうが通行できない。流れ者が騒いでいるうちに、無人になったエレベーターを借りて上階へ……も考えたが、手ぶらだとエレベーターの操作自体ができない。操作コマンド自体は出るが、変化が見えない。
う~ん。どうも入り江の踏破は無理な気がする。素直な突破はできなさそうだ。手ぶらになるところまでは合っていると思うんだけど。他の手段の心当たりがないので、いったん置いておこう。
次は「入り江で消灯後、他のエリアも消灯されているか」を試す。まあまあの旅路を巡ったが、特に連動や目に見える成果はなかった。
3ループ目。
お次は低地だ。低地で手ぶら状態を試す。

あんなに暗かった森が見ての通り。何も怖くない。これは革命だ。余裕の気分でしばらくうろついた。

巡回? 通行? の流れ者が出てくる建物は、入れなかった。ランタン持ちでもう一度来てみてもいいけど、何となくここは探索不要かなあって気がする。開ける仕掛けも見当たらないし。

手ぶらなら、建物内にいる見張りの数も一目瞭然。見つかって捕まった。
正面突破は、PSとかの話ではない気がする。
「入り江で消灯したあと、船で峡谷に向かう」をしたが、峡谷の船着き場には上陸できなかった。デフォルトの状態だと、エレベーターは上階にある。まず向こうから降りないと通行は無理だ。
他、数度ミスりつつ成果はなし。明らかな行動手段は増えたが、だから劇的に変わる、というわけではなさそうだ。何か他のひらめきが必要な気がしている。
さて、次のループは崖エリアへ。手ぶらで祭場を試す……つもりだったが、ちょっと気になったので寄り道。

二階部分にあるはずの隠しエリア探索に来た。もしやと思ったが、やはり足場がある。かなり狭いが、あれは乗れるのでは?
試したところ、乗れた。やはりリール廃棄所があった。この謎解きに気付く感じ、気持ちえ~。

中には他と同様にリールがあった。持ち出して見てみる。エコー3つの表紙だ。
流れ者二人、真っ暗な中で観音開きの扉を受け渡しする。受け取った人は暗闇に消えていく。
視線を外すと、音楽会の舞台がある。これ、峡谷のあそこだ!
流れ者は、崖から踏み出す。床はないが、落ちない。ど、どえ~~~。その先で消灯操作。建物内で絵画があった場所を通行していく。
見えない通路だ!! 地底湖のように、手ぶら状態でないと見えない通路があるらしい。気付かんわ。早速試しに峡谷へ向かう。

崖。こええ~。道のありかと角度は確認してから来たが、それでも怖いものは怖い。道が途中で動く……などという意地悪もなく、消灯までスムーズに進めた。
入り江は入り江の、峡谷は峡谷の消灯があるということは、消灯後に場所を移動する必要性はないのかもしれない。覆われた森だけはまだ分からないが、地底湖にも消灯はあったし。

隠し通路の先、峡谷の建物を探索する。道中、流れ者は一人もいなかった。他の場所の警備っぷりが嘘みたいだ。到着した大広間にて、ひとつの道は見張りがいたので、もうひとつの道へ。
透明な床を渡った向こう側に、エレベーターがあった。ランタンがないと操作できない。幸い、見張りは分かりやすい一人しかいないし、真っ暗な中を手探りで来ることは難しくなさそうなので、早速持ってくる。
エレベーターは地下へと向かった。

大量のリールが並ぶ空間だ。壮観。心なしかBGMもかなり盛り上がってきた。
道なりに行くと、ランタンをはめ込む機械がある。目の前には大きなスクリーン。巨大な投影機だ。嵌めたところ、隣接の扉が勝手に開く音がした。
思わずびびってランタンを抜く。慎重~~に見回ったが、流れ者はいなかった。いいから嵌めて見なさいということだ。

や、やるか……と思ったら時間切れ。びびりは時間を浪費する。
6ループめ。
幻影の隠し通路に到達できたのって、今回が初めてだ。他に比べてかなり簡単な道中だった。むしろ、他が素直に行けなすぎるというか。何か他の方法が必要なのか……?
最後に見たリールの空間は、航海日誌いわく「禁断の記録保管所」らしい。禁断の。怖い。何が隠されている?

保管所の窓から見えた景色。かなり見づらいが、これって地底湖じゃないか……?

保管所の別の扉へ。透明な床の先に、観音開きのこれが置かれていた。あ! 暗証番号だ!! 喜んで開けたものの、中身は焼かれていた。畜生めが。ここで見られないということは、どこで知ればいいんだろう。厳重すぎる。
気を取り直して、ようやく本番。近くの棚から取れるリールは二つあった。

まずは一つ目、母星の表紙。
流れ者がランタンを持って歩いている。円形の周囲数メートルの有効範囲が文字付きで示されている。
ランタンを置いても、範囲は動かない。流れ者が範囲から出ていくとエラー表示が出る。
これはおそらく、今自分でもやっている手ぶら状態のことだ。流れ者の想定にない動作。でも、今もできることを考えると、仕様ですってやつか。
ここでヒントがもらえるんだ。つまり、手ぶらにならなくてもここまでは問題なく到達できるということだ。実際、隠し通路の示唆で、見えない通路の場所もしっかり明かされている。あれ? もしかして攻略順が逆だったか?

リールの二つ目を見る。ランタンの表紙。これは表紙の通り、前にも見たことがあるやつだった。途中までは。
宇宙を見ている流れ者。ぽつぽつと窓辺から離れ、会議室みたいなところに移動する。母星のある光景を見ながら、皆涙する。
場面は変わって機械的な部屋へ。光線が立体模型を映し出す。岩場、木、母星。ローポリなオブジェクトはリアルな造形に変わっていく。
流れ者は祭場へ移動する。みんなでランタンを持ち、背もたれに入り、眠る。
心がキュ……となった。「もう帰れないから、幻影の世界を作ってそこで暮らそう」ってことお……? 実際にそれを叶えられるんだから技術力がありすぎる。なぜそれで帰還は叶わないんだ。
前に見たランタン表紙のリールは、確か途中が燃やされていた。なぜこれを燃やしたんだろう。「帰れずに幻影の世界にこもった」のを見ないことにしたかったんだろうか。
7ループ目。
航海日誌がかなり埋まってきた。最後のリールについては「彼らの故郷を模した模擬現実を想像する様子」らしい。やっぱり帰れなかったんだ。宇宙の眼っていつもそういうことするよね。
「地底湖で消灯してから保管庫へ向かう」をやるが、成果はなかった。明かりの有効範囲は別らしい。

峡谷の町は、異様に流れ者が少ない。保管庫近くの見張りが一人と、最上階を見回りしている一人がいるだけだ。最上階は見た感じ、調査できる箇所はなさそうだった。保管庫の向かいは、リール棚が複数あるのが見えたと思うけど、通り抜ける方法が分からない。
そういえば峡谷の町は、投影を見ている流れ者がいるんだった。それらしい道は見なかったから、見逃したのかもしれない。もう一度見回ってみてもいいかも。
現時点での航海日誌の❓は、入り江中央の地下(隠し)、覆われた森の暖炉の通路(隠し)、それから「密封された保管庫」だけだった。
うーん。進みはしたが、ついにまともに行き詰った。ランタンのない手ぶら状態は思ったより万能さはない。というか、「暗闇をさ迷わなくても済む」程度の手段なのかもしれない。実際、目で見えるのは楽ではある。
峡谷の町の隠し通路は行けたんだし、他の隠し通路が日誌で❓扱いということは、峡谷のように実際に到達できるはずだ。何かの手段を見落としていることになるが、何なのかが分からない。
ところで思ったこと:流れ者にとっての主人公は、「故郷を模して身内で余生をエンジョイしていたら、なぜか入ってきた知らない人」みたいなものなんだろうか。だとしたらとんだ迷惑野郎だ。すみません、もうちょっとお邪魔します。クリアまで探索さしてください。
各隠しエリア。入り江(他のルートがあるか)、覆われた森林地帯。
覆われた森の再調査。覆われた森だけ消灯ギミックがない。なぜ? 元々暗いから?
峡谷、湖畔の鐘の地下。/禁断の保管庫。開かない扉のリール棚。/建物内。スクリーンの部屋とかがあるはず。
地底湖。絵合わせが二つ。
以下は雑多に気になること:
リール燃やし場のリールをスキャンしていたやつ。
外殻で見た、持ち手だけのランタン。丸いランタンもどこかにあるんだろうか?
地底湖、ランタンを手に持った状態での消灯はそもそも有効か? ランタンは置きっぱなしでなくてもいいはずだ。
10
やる前に思い付いたこと。覆われた森についてだ。
あそこはダム決壊と共に低地の焚火が消えて追い出されるが、他の焚火から入って来ていたら、ダム決壊のタイムリミット後も続いて探索できるのではないか。以前、焚火が消えると同時に流れ者の姿も消えるのを見たから、焚火が消えた後はエリア自体が無人になるのかもしれない。祭壇が水没してから訪れてみる価値はありそうだ。
まず覆われた森の近道を開通し、最もタイムリミットの遅い崖の祭場へ向かう。……が、船着き場への到着時になぜか船から弾き出される現象が起き、陸に戻るまで地味に時間をかけてしまった。ハプニングがありつつも、焚火の消滅後に無事低地へ。

誰もいない。巡回の流れ者が出てくる建物も、今は静かに戸が開いているのみ。ランタンを持って向かってみると、中もしっかり無人だった。これは調査し放題だ。
これらの建物はごく普通の室内だった。テーブルと椅子があり、食器や楽器が置いてある。いい部屋だ。祭壇に並んでいるものと同じ背もたれも複数あった。これって流れ者のベッドなのかな。あいつらって毎日立った姿勢で眠るんだろうか。
建物を見回ったところで、時間切れとなった。ここに来るまでに時間をかけすぎたようだ。
さて、次ループだ。今回は上陸に失敗しないよう、高床の祭場を使う。早めに低地についたので、ダム決壊まで待つ。時間に余裕があるっていいことだね。
土地が傾き、悲鳴が聞こえる。今だ。

建物内は引き続き無人だった。いつもの音楽も聞こえない。目論見は大成功だ。
入口の他には、吹き抜けの二階に続く通路があるのみだった。室内の家具も少ない。隠し通路を守りつつ、ちょっとしたダンスホールにでもしていたんだろうか。音楽を奏でて踊っている流れ者は見たいかもしれない。
焚火の先は、リールで見た通りに隠し通路があった。先にはエレベーターがひとつ。また地下に続いている。
地下には、またもリールがたくさん置いてあった。エリア自体は地底湖と同じ雰囲気、あるいは地底湖と地続きに見える。

暗証番号の扉。半ば期待せずに開いたが、やっぱり焼かれていた。畜生め。こんな奥底に隠しているんだから、復元しておいてほしい。
手に取れるリールは二つあった。

リールの一つ目は母星の表紙。これ、最初期に見た覚えがある。禁断の保管庫と同じように、焼けた部分が見られるはずだ。
流れ者は宇宙の眼からの信号を受け取る。みんなで集まり、信号を確認してはしゃぐ。
場面は町へ。木を切り倒し、家も崩して、流れ者の星を作る。土地は死んだような荒野になる。母星を出発し、この星系へ。
キュ…………となった。もう帰る故郷もないってことお……? 出発のために全て破壊してきたのか? 「別の船との断たれた繋がり」の情報もあったし、今ここにいる流れ者は完全に孤立した団体、唯一の生き残りと言ってもいいのかもしれない。彼らにはもう何もない。
航海日誌いわく「流れ者建築のために犠牲になったもの」の映像らしい。故郷を潰していざ到着したらこれだよ。宇宙の眼屋敷を焼き捨てたのも、むべなるかなって気がする。呼び寄せておいてこの仕打ち、宇宙の眼って罪なやつだね。

二つ目のリール。バグの表紙。
船に乗っている流れ者。分析のような注釈が付いている。プレイヤーが船で通るのと同じ洞窟を通る。洞窟の入口をくぐってから出るまで(多分)、エネルギーのようなメーターが増減する。
流れ者は、洞窟の入口をくぐってから出るまでに船を降りる。エラーのような表示が出つつ、流れ者はそのまま落ちていく。
草。バグじゃん。手ぶら状態を初めて見た時にもバグかなってちょっと思ったけど、これは真の意味でそうじゃん。洞窟を介する行き来は、洞窟を境として真っ暗になっている間にワープを処理する仕組みになっているのかな。だから、その間に変に動くと、おかしなことになりますよ、という。
きっと流れ者のシステムエンジニアも、複数人で乗る可能性を想定して船のほうに判定を付けたんだろうな。それがいつの時代も想定外の使い方をする人はいるものだ。でも、今でもバグ修正されずにできるってことは、建前上は仕様ってことだ。
試すにも怖すぎる。今まで一度も洞窟内をまともに見たことがない。でも、知ったからには試してみない理由はない。や~、やるか~……。
船着き場から船を出し、手近な洞窟に向かう。真っ暗になったタイミングでおそるおそる後ろに落ちてみる。
水をすり抜け、落ちていった。

何かの土地に降り立った。多分、ここは地底湖だ。座標が一定を下回ると地底湖に入った判定になるの、バグで面白い。

それどころか、着陸した足元は完全に水面だった。飛んでも沈まない。バグで面白い。ただ水面の段差、つまり小さな滝をまたいで降りると、通常通りに水没して戻された。ここに来たら、Y座標が下がらない位置に降りねばならないということだ。
近くにいくつか建物が見えたが、真後ろの建物は段差の下にあり、上陸できなかった。これは何の建物だろう。再度向かう前に時間切れとなった。
次ループ。またバグ再現を行う。
水上に降りた近くには陸が四つある。ひとつは、覆われた森から降りたリール保管所。もうひとつはおそらく、峡谷から降りられる禁断の保管庫だ。となると、もうひとつは入り江の地下から行ける場所なんだろう。

残るもうひとつは、初めて足を踏み入れる場所だった。地底湖から見た陸地のひとつだ。
ぽつんとあるオブジェクトを操作すると、奇妙な保管庫の鍵がひとつ消えたのが見えた。な、なるほど~~! 前に試したときは気付かなかったが、透明な足場の先のオブジェクトも鍵を消すやつだった。保管庫を解放するためには、あと警光灯の先にあるやつを消せばいい。
成果は分かった。残る探索場所は入り江だけとなった。入り江は……分からん。余った時間でとりあえずまっすぐ特攻してみるも、ひらめきはない。

消灯オブジェまで向かう道中。今更ながら、この機械が何に作用しているのかが分からない。
近くの警光灯の切り替えをしているのかと思っていたけど、向きに変化はなかった。しばらくかちかちやっても、目に見える動きは周囲にはない。位置的には船の何かだろうけど……。別の何かの切り替えスイッチなんだろうか?
航海日誌の未解禁も残るは二つとなった。最終目標は奇妙な保管庫、後の探索場所は星明かりの入り江だけだ。
ランタンにバグみたいな(実際にそう)仕様があることから、まだ他のバグがある可能性はある。ただ、それを使って向かった先でそれを解禁するのはおかしいから、既に手掛かりは得ているはずだ。
地底湖の橋と入り江の階段は、どちらも警光灯に阻まれている。警光灯に関する共通の謎解きがあるのかもしれない。ちなみに、何かの時に警光灯に見つかったことがあったが、やかましい鐘を鳴らされて強制的に起こされた。祭場の天井についている仕組みは目覚まし時計だったらしい。
細かいことならいくつか気になることはある。リール燃やし場のスキャンするやつは、(保管庫のために)リールの記録を複製する機械な気がする。
外殻で見た不完全なランタンを試してみるべきか。
入り江の船のスイッチ。何を動かしている?
幻覚時の遊覧船、湖畔の保管庫の地下。忘れていたがまだ行けていない。ここに直接移ってこれる祭場があるのか?
次: