京橋で取材後、環状線で新今宮へ移動。今日も今日とて、遅いお昼ご飯を食べにハマヤへ向かう。
何を食べるか考えながら歩く。ちょっと冷えるのであったかいものが食べた胃と思い「白味噌ぞう煮」(470円)にした。
だいぶ前に1度いただいて以来なので、2回目だろうか。
すまし雑煮は赤いお椀だったけれど、こちらは黒っぽいお椀で給される。
蓋を取ると
湯気に包まれ、もったりと濃厚な白味噌のお出汁がのぞく。
具材は焼き餅2つ、刻み揚げ、大根、人参、トッピングに青ネギと鰹節。
具沢山で、ご飯がわりにピッタリ。
「おすましはかつお出汁の印象が強かったですが、こちらはあまりかつおの味がしませんね」と言うと、
「白味噌ぞう煮のお出汁はいりこと昆布で取っていて、カツオはトッピングだけなの」と陽子さん。
なるほど、白味噌の味があるから、お出汁の方はあまり主張しない素材を使われているということかな。
この白味噌ぞう煮と、すましぞう煮、土鍋おじや、の3種類のメニューを「ハマヤの料亭シリーズ」と、勝手に命名している。
3つとも、お出汁も具材も全て変えているって、すごくないですか。
ハマヤは甘党喫茶の名を借りた料亭だったのです。
【甘党・喫茶ハマヤ】
大阪市西成区花園北2丁目8−5
(南海電鉄高野線「萩ノ茶屋」駅前)
12時から18時 日曜・第3月曜休み