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4日目

引き続きシティ・オブ・ロンドンを散策していきます。
ビルやロンドンウォールの合間を散歩していると、バービカン・センターに到着しました!端的に言うと戦後に建てられた大規模な集合住宅コミュニティ?有名なコンサートホールなんかもある、とても大きな複合建築物です。

私が初めてバービカン・センターを知ったのはPS5でウォッチドッグス・レギオン(ロンドンが舞台のオープンワールドゲーム)を遊んでいたときのこと——バービカン・センターを敵が占拠しているとのことで、ハッキングをしに潜入したのがきっかけでした。ヴィクトリア時代の建物の印象が強いロンドンの町中に、突如無骨なコンクリート造りの巨大な建物が現れてびっくりした記憶があります。実際に見てもそのときの印象のまま、本当に大きくて、広くて、無機質で、美しい空間でした!実物が見られてよかった~こういう建築物はブルータリズムというらしい











複合文化施設的な建物の中にコンサートホールやショップもあり、トイレ休憩をしつつショップでバービカン・センターの図面のトートバッグを買いました☻ミュージアムショップのような、とてもおしゃれなショップで楽しかった!
イギリスはどこでも無料のトイレがあるわけではないのでトイレを見つけたらとりあえず行くようにしていました。でもバービカン・センターには水飲み場も給水スポットもなく、この後しばらく水を求めて苦しむ羽目に……
私はコミュニティセンターなどがある大きな集合住宅が大好きなので、めちゃめちゃ住んでみたいと思ったが、リスティングを調べたらワンルーム一カ月50万円のレベルだった。日本より物価が高いとはいえロンドナーも気軽に住める値段ではないだろう……お金持ちになりたい。
バービカン・センターのコンクリートと緑と水場が調和するような、建物は武骨なのに穏やかで落ち着きのある空間がとても気に入ったので、東京のブルータリズム建築巡りなどもしてみたいけど、代々木競技場なんかは別にピンとこないんだよな~
16時からHorizon 22の展望台を予約していたので、そっちの方に歩いていきます。


ロンドンの町中には公園を取り囲むようにアパートメントが並ぶ丸い広場が多く、散歩にも休憩にもよい。ベンチがたくさんあるってすばらしい。現地民は犬の散歩をしたり本を読んだり、談笑したりしている。東京ではお金を払ってカフェに入るか、縁石に座るしかないので羨ましい……
ここの広場に公共の給水スポットがあると見たのに、完全に使用不可になっていた。この後も公共給水スポット情報を見つつ、ありそうなところに立ち寄ったものの、全部使えなかった。ロンドンはサステナブルな取り組みの一つとしてペットボトルを買わなくて良いよう、無料の給水スポットを充実させる方針を何年か前に出したと聞いていたのだが、その設備は全然維持されていなさそう……
Horizon 22の展望台はヨーロッパでもっとも高い場所にある無料展望台と言われているらしい。人数制限をしているみたいで予約時間から少し待たされての入場でした。ガラス越しではあるものの、ロンドンの街並みを上から楽しめて大満足!トイレ休憩もできる(大切)





色んな時代の建物が折り重なってできている都市なんだな~ということを実感。アイコニックな建物が多いのでずっと見ていられそう。
夜のミュージカルの時間までまだ余裕があるので、歩いて行ける観光地をぶらぶらすることに。思い返すと午前から歩き詰めで疲れていたので、休んだ方がよかったな……
まずはレドンホール・マーケット。ハリーポッターではダイアゴン横丁に繋がる場所で有名。平日夜ということで仕事帰りのオフィスパーソンたちがパブで酒盛りをしているなかを歩く。



ロンドン塔とタワー・ブリッジの方にも向かってみます。暗くても威厳たっぷり。


確かこのあたりで雨がパラついてきて、写真を撮らなくなったような。テムズ川沿いの遊歩道を歩きつつ、意外とGoogle Mapが示した徒歩の所要時間よりも時間がかかっていることに気付き、早歩きで劇場に向かうことに。おとなしくバスに乗るべきだった……。セント・ポール大聖堂などの立派な建物を横目に早歩き。
そして給水スポットが見つからなかったせいでのどの渇きも限界なので、おとなしくTESCOで2リットル1£以下の激安水を買いました。水を買うならTESCO。その辺で適当に買おうと思うと500ml500円以上とか平気で取られるので、全く気軽に買えない世界。みんな何飲んでるんだろう……?特に夏は休憩エリア的に美術館・博物館を挟んで計画的に給水したほうがよさそう。美術館・博物館は大体どこも給水スポットがある。
疲労感のなか何とか開演前に劇場にたどり着くことができました。この日はSIXを観劇。

前から2列目は想像以上に近くて、ライブ感マシマシ。来日公演の時も悪くない席だった記憶だけど、やっぱり近さに勝るものはない。海外の公演は日本よりも声出しとか激しいのかと思っていたら、そんなでもなかった。最後の曲は立つように促されてみんな立ってたけど、私の前の1列目の人たちはなぜか立たなかったため、今立ったら最前じゃん…!近すぎて、死ぬ…と思ったので気が引けて立てなかった、日本人マインド……。
来日公演の時より男性と思しき方も多かったけど、家父長制への批判やフェミニズムの文脈をバックボーンにしている脚本なので、ここに観に来ている人たちは基本的にみんなその点同じ方向性であることが前提なのが客席のリアクションからもびしびし伝わってきて安心感すごかった。例えば日本でRentを観ても、そもそも作品の中で語られている価値観が他のお客さんと共有できていない感じがするし、日本人キャスト自体もちゃんと分かってなさそうなときがあり、不安になるので……。
全体的に来日公演よりも楽しく感じた!Thảo Therese Nguyễnのアン・ブーリンがすごく好きだった。去年のWest End LIVEにも出ていた、下記のサムネの方ですね。動画で観たことはあったけど、実際に目の前で見て、くるくる変わる表情や明るいダンスがめっちゃアン・ブーリンでかわいくて最高でした!来日公演の時は6人の中でキャサリン・ハワードが一番好き♪って思ってたけど、キャストによって結構印象変わるのかも。
前日の日記でも書いた通り、アジア系が出てるっていうのも引き続きうれしい。Thảo Therese Nguyễnはベトナム系イギリス人とのこと。でもキャスト表見ると今はもう出ていないっぽいのと、今はアジア系いないっぽい……イギリスのミュージカル界で、割合的にもそんなに多くいないのかも。SIXは去年日本版キャストオンリーでロンドン公演をしたりもしていて、ちょっと見てみたかったな~
劇場街では観劇後の客を乗せるための派手なキラキラ光るトゥクトゥクたちが走っていて、SIXの劇場の前でもバカデカ音量で劇中曲を流して客寄せするトゥクトゥクが待ち構えていた。