この記事は「Advent Calindar2023」の16日目の記事です。
今年挑戦する「#AdventCalindar2023」のテーマは 「2023年にやってみたことを振り返ります」です。
詳細については下記を参考にどうぞ。
はじめに
初めまして。@karin_tea と申します。
前回の Advent Calindar2023 は、「超探偵事件簿 レインコード」の追加コンテンツの話でしたね。レインコードは、追加コンテンツにいない超探偵や超探偵以外のキャラクターたちも魅力的なキャラクターがたくさんいるので、こう……続編的なモノとか楽しみですね。
さて、今年観た映画の話、今年読んだ漫画の話、今年聴き始めた音楽の話と来れば……次は順番的にアニメか小説の話をするべきなのですが、「今年観たアニメ」は記録がないので挙げることすらできず、「今年読んだ小説」は……ありすぎて紹介していたら日が暮れるので、こうしました。
今年読んだ小説で一冊、マイベストオススメ本を紹介します!
ロンドン謎解き結婚相談所
舞台は戦後ロンドン。戦時中にスパイ活動のスキルを得たアイリスと、人の内面を見抜く優れた目を持つ上流階級出身のグウェン。対照的な二人が営む結婚相談所で、若い美女に誠実な会計士の青年を紹介した矢先、その女性が殺され、青年は逮捕されてしまった! 彼が犯人とは思えない二人は、真犯人さがしに乗りだし……。魅力たっぷりの女性コンビの謎解きを描く爽快なミステリ!
いいですね。もうあらすじがいいですね。
舞台は 1946年の戦後ロンドン。戦争の影響が色濃く残るものの、人々は少しずつにではありますが、徐々に立ち直りに向かいつつある時代。
そんな時代なので、英国ロンドンに、二人の女性が共同で「結婚相談所」を設立します。時代が時代なので、女性経営者、しかも共同というのは相当すごいことのはず。それも「結婚相談」……この時代に!
一人は ミス・アイリス・スパークス 。褐色(ブルネット)の髪の小柄な女性。ケンブリッジ大卒の才女で、戦時中にスパイ活動のスキルを会得。
一人は ミセス・グウェンドリン・ベインブリッジ。金色(ブロンド)の髪で長身の女性。戦争で最愛の夫を亡くした上流階級の女性で、人の内面を見抜く優れた目を持っている。
一見して共通点がなく、対称的ともいえる女性が、それぞれの得意分野を活かしてなんと真犯人探しに乗り出すのです。
そして事件の解決といったミステリ要素だけではなく、二人の対称的な女性のコンビネーションも見所の一つ。彼女たちはなぜ出会ったのか。なぜ共同経営者となったのか。なぜその内容が「結婚相談所」だったのか。
仕事のパートナーとしての相性は最高? それなら二人の私生活に関しては? 価値観の異なる二人の相性は、本当の本当に最高なの?
けれどきっと、二人なら乗り越えてくれるんじゃないかなという希望と期待が見えるシリーズなのです。
なんてったって<ライト・ソート結婚相談所>のモットーは「世界をひとでいっぱいに」! 暗い時代を乗り越えて、未来を切り拓いてくことを予感させる、二人の女性の物語です!
ちなみにこのタイトルはシリーズ物の1巻でして、現在、3巻ほどが翻訳されて出版されています。
物語を読む度に、アイリスとグウェンのことが好きになっていく魅力的なシリーズです。
以上、今年のマイベストオススメ本でした!
おわりに
「2023年にやってみたこと」ということで、今年読んだマイベストオススメ本の紹介でした。
4巻まだかな……まだかな……。
[EOF]